緑谷出久の暗殺教室8 修学旅行の時間 2時間目
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ていた。
「えっと、緑谷出久さんという生徒は...」
出久「は、はい。僕です」
「あなたに用があるという他校の生徒さんが...」
出久「他校の...?どんな感じのですか?」
「赤い目に、ツンツン髪の...」
出久「っ!!!.........わかりました。みんなごめん。僕はその人に会ってくる。もし...外で何かあっても気にしないで」
出久は暗い顔を浮かべたまま、旅館の外に向かっていった。
前原「気にするなって言われても...」
岡島「こっそり見に行くしかねえだろ...」
殺せんせー「にゅや...心配ですね。さっきの緑谷君にはいつもの明るいモノがありませんでした...」
殺せんせーもどこか真剣な声色で生徒達は出久のことが気になり始めた。そのためバレないように見るということになった。
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旅館の外に出ると、出久を呼んだ人物がいた。
出久「...久しぶりかっちゃん」
爆豪「面貸せよナード君」
旅館から少し離れて、人通りのない、静かな空き地...ここでは出久と爆豪の2人だけだ。
出久「...何の用かな?かっちゃんも京都に修学旅行だったんだね」
爆豪「てめぇ...この前俺を見下していたが...学校だと底辺のクズに成り下がってるようだなぁ!!」
出久「...それをどこで」
爆豪「大通りで馬鹿みたいに走ってたろ。そん時の他のモブどもが言ってたんだよ。E組に落ちたってな。差別を受けるクラスなんだろ」
出久「......」
爆豪「そんなクラスにいる奴が...よく俺の事を見下したなぁ!!!あぁ!?!?」
爆豪は出久の胸ぐらを掴んだ。
出久「やめなよかっちゃん...それにクラスの事をそんなふうに言うのをやめてくれよ」
“BOM!!!!”
爆豪「言うようになったなぁ...!デク!!道端の石っころ以下が!!俺に指図すんじゃねえよ!!!」
爆豪は出久のことを投げようとしたが、出久はその腕を掴んで、逆に爆豪のことを抑えた。
出久は分析が得意だ。烏間の体術も分析している。その成果が発揮できた。
爆豪「っ!?!?クソデク...!!本気で殺されてぇようだな...!」
出久「かっちゃん。そんな簡単に殺すとか...やめた方がいい」
出久も学んでいる。ヒーローを目指す力だけでなく、暗殺者としての力も。
爆豪「っ!?!?!?っ...!だからぁ......その見下した目で俺を見るなぁ!!!」
“BOOOOM!!!!!”
出久「がっ!?!?」
顔面に爆破を受けて、出久は顔に軽い火傷を負ってしまった。
爆豪「へっ...調子に乗るからだ。無
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