緑谷出久の暗殺教室7 修学旅行の時間 1時間目
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渚「修学旅行のしおりに完璧な拉致対策が書かれていたんだね」
杉野「いやー、やっぱ修学旅行のしおりは持っとくべきだわ」
不良達「ねーよそんなしおり!!!」
カルマ「で、どーすんの?お兄さん等。2人は助け出したけど、俺等ここで引く気ないよ。こんだけの事してくれたんだ……あんた等の修学旅行は、この後全部入院だよ...」
カルマも怒りを露わにしている。前にはキレているカルマ。後ろには個性を発動させて油断をしていなくて、この場で一番ブチギレている出久。逃げれないのを察した。
しかしそんな時外から足音が聞こえてきた。
「ははっ...!ようやく着いたか!テメェらが見たこともないような不良が......は?」
しかしその不良達は丸眼鏡をかけており、全員坊主...そして黄色い触手に捕まっている。
殺せんせー「不良などいませんねぇ。先生が全員手入れしてしまいましたから」
黒子のような布を被った殺せんせーがそこにいた...
出久「なんですその...顔の...」
殺せんせー「暴力沙汰ですので、この顔が暴力教師と覚えられるのが怖いのです」
出久「あっはい」
殺せんせー「それは置いといて緑谷君、先生のしおりをよく読んでくれてたんですね。奥田さんから聞きました。よく2人を助けてくれましたね」
「ふ、ふざけんな!ナメたカッコしやがって!」
一斉に襲いかかる…だが、殺せんせーの高速の攻撃が顎に入り脳震盪をおこす。そして顔を真っ黒に染め、
殺せんせー「ふざけるな?それは先生のセリフです。ハエがとまるようなスピードと汚い手でうちの生徒に触れるなど.......ふざけるんじゃない!!」
「何が...弱い立場だよ...先公も特別じゃねえか...」
殺せんせー「いいえ確かに弱い立場です。ですが、学校や肩書きなど関係ない。清流に棲もうがドブ川に棲もうが、前に泳げば魚は美しく育つのです。では私の生徒達、彼らを手入れしてあげなさい」
するとリーダー以外の不良の背後から、渚達は分厚いしおりを容赦なく頭に叩きつけた。
(マジかよ...!あんなに遠慮なく...!?あっ...)
気づいた時に気配もなく出久が目の前にいた。
出久「スマッシュ...!!」
出久はリーダーの男の顎にアッパーカットを決めた。
(狙う相手...間違えたかも...)
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杉野「一時はどうなることかと思ったよ」
カルマ「俺1人でもなんとかなったと思ったけど...緑谷にいいところぜーんぶ奪われちゃったな」
出久「な、なんかごめんね」
殺せんせー「おや、神崎さん。混乱していても仕方がないのに、逆に迷い
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