緑谷出久の暗殺教室7 修学旅行の時間 1時間目
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...学歴と肩書きを良くしようと躍起になってるの。わたしは毎日強制されるのが嫌で、エリートの肩書きから解放されたくて......髪の色も服装も変えて毎日隣町で遊んでたの。でも、その結果得た肩書きはエンドのE組だった。わたし、馬鹿だよね...ごめん、緑谷君...」
「俺らも肩書きなんてぶっ殺せって主義でよ...気持ち...分かるぜ...?それで?騎士さんはそのお馬鹿な女を守るのか?」
出久「守るに決まってるだろ屑ども...!!」
茅野と神崎は出久の表情を見て固まった。あの温厚な出久がブチギレているのだ。
出久「いくら真面目に生きているとしても、機械じゃないんだ。人間誰にだって息抜きをしたい時だってある。その仕方が他より少し目立つぐらいってことだけだ。悪いけど、外見が派手だとしても僕が神崎さんを見捨てるなんて絶対にない。だって、クラスメイトの僕らは本当の神崎さんを知ってるからね」
神崎「っ...!」
出久「エリートって言ってたけど、僕らはみんな学校では弱い立場なんだ。それで今、クラス全員で強くなろうとしているんだ!!
その1人である神崎さんが馬鹿なわけないだろ!!
人に気を遣えて、真面目に物事に取り組む人を馬鹿にするな!!!
僕だって神崎さんのことで知らないことばかりだ...けどこれだけははっきり言える!!
何も知らない、知ろうともしない卑怯な手しか使えないお前らが神崎さんを侮辱するな!!
神崎さんが強くなろうとしているのを邪魔をするな!!!」
神崎「みど...りや君...」
茅野「よく言ったよ!緑谷君!!」
「うぜぇなぁ...!!!やっちまえ!!」
一斉に不良達が襲ってきた。この時、出久は怒りで個性のコントロールが少し乱れた。だがそれに適応できる体になっていた。
殺せんせーのトレーニングと暗殺のトレーニングで思っていた以上に成長していたのだった。
出久(許容範囲...3%!!)
先ほどよりも早く鋭くなった攻撃に、そして出久の気迫に押されて不良達は次々と倒されていく。
残りはリーダーの1人とモブ不良5人となった。
「何なんだよお前...!!」
出久「...高校生の癖にこんなことして...あと...一応言っておくけど、肩書きとか関係ないんだよ。その人自身が諦めなければ、いつだってplus ultraできるんだ!さあこれ以上痛い目に会いたくなければ、諦めろ!!!」
茅野「オールマイトの言葉だ!」
神崎「...緑谷君らしい言葉だね...」
「うぜぇうぜぇうぜぇ...!!」
「何1人で全員倒そうとしてるの緑谷〜」
出久「っ!!赤羽君!みんな!」
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