緑谷出久の暗殺教室6 テストの時間
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すか?どんな集団でも20%は怠け、20%は働き、残り60%は平均的になる法則。私が目指すのは、5%の怠け者と95%の働き者がいる集団です。E組のようにはなりたくない、E組にだけは行きたくない、95%の生徒がそう強く思う事で、この理想的な比率は達成できる」
恐ろしい存在だと出久は思う。合理的であるが、非情...慈悲がない...
殺せんせー「なるほど合理的です。それで、5%のE組は弱く惨めでなくては困ると」
殺せんせーは納得していない。だが學峯は雇い主だ。黙って聞いている。
學峯「今日D組の担任から苦情が来まして、うちの生徒がE組の生徒からすごい目で睨まれた。殺すぞと脅された...とのことです」
渚「ええぇ...」
出久「まあ怖かったのは確かだろうな...」
渚「え゛!?」
學峯「暗殺をしてるのだからそんな目つきも身に付くでしょう。それはそれで結構。問題は、成績底辺の生徒が一般生徒に逆らう事。それは私の方針では許されない。以後、厳しく慎むよう伝えてください」
理事長がそう言って職員室を出ようとすると、殺せんせーに向かって何かを投げつけた。それは、知恵の輪であった。
學峯「殺せんせー、一秒以内に解いて下さいッ!」
殺せんせー「え、いきなりぃぃぃ!?!?」
殺せんせーは慌てて知恵の輪を解こうとしたが、一秒後には知恵の輪に触手が絡まっていた。
出久(先生ぇぇぇぇ!!!!)
學峯「噂通りスピードはすごいですね。確かにこれならどんな暗殺だってかわせそうだ。でもね殺せんせー、この世の中には、スピードで解決出来ない問題もあるんですよ。では私はこの辺で」
そして職員室を出た時に、2人は鉢合わせてしまった。
學峯「やあ君達!中間テスト期待してるよ!...特に緑谷君...君にもね」
最初は偽りの笑顔で言ってきたが、出久に対しては目を細めて軽い笑み。渚は自分がエンドのE組だと思い出されていたが、出久は...
出久「...期待してるのか...?」
E組にいる期間が短いために気づいていないのか、それとも學峯の中身を察したのか...
そして職員室で俯いている殺せんせーは、密かにメラメラと燃えていた...
昨日の學峯の影響か、先日より分身が増えている殺せんせーに生徒達は驚いていた。ワンツーマンだったのが、1人に対して3人となっていた。分身が雑なためか、偽物が多く混ざっていた。例えば○ッキーマ○スのかぶりものとか、ドラ○○んとか...
殺せんせーは頑張るが、生徒達は...
三村「勉強はそれなりで良いよ...」
矢田「なんたって暗殺すれば100億だし」
殺せんせー「にゅや!?そういう考えをしてきますか!?」
岡島「俺
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