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緑谷出久の暗殺教室3 カルマの時間
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くっついた。

殺せんせー「音速で助ければカルマ君と緑谷君の肉体は耐えられない。かといってゆっくり助ければその間に撃たれる。ということで先生、ちょっとネバネバしてみました」

カルマ「なんでもありかよ...!!」

ネバネバした触手を蜘蛛の巣のように地面ぎりぎりも場所に作ったのだ。


殺せんせー「……ああ、ちなみに見捨てるという選択肢は先生には無い。いつでも信じて飛び降りてください」


カルマ「...ははっ(こりゃダメだ。死なないし殺せない。少なくとも、先生としては...)」

カルマは憑き物が取れたような笑顔を浮かべた...

殺せんせー「それと緑谷君。ずいぶん無茶をしましたね。でもクラスメイトを思う君の想いは満点ですよ」

出久「あ、あはは...」






崖から上がった時には、さわやかな殺意を持っていたカルマは、もう手入れの必要がないと判断された。

殺せんせー「カルマ君にも信用できる友達が増えましたねぇ」

カルマ「だね。よろしくねってことでこの財布で何か3人で食べに行かない?」

殺せんせー「にゅや!?先生の財布!?返してください!!」

カルマ「いいよ〜」

しかし返された財布にはお金がなかった。

カルマ「あっ、ごめーん。端金しかなかったから募金したんだった〜」

殺せんせー「のぉぉぉぉぉぉ!!!!」


出久「給料で過ごしてるんだ...」

渚「ねえ緑谷君。さっき今までの先生のことで昔何かあったのは知ったんだけど...緑谷君みたいな人が何かされるって予想できないな...頭がいいから期待とかされてると思ってた」


出久「そうなの...?

普通に僕が何かされてても無視してるか、


笑ってるか...

偶に晒し者にしてくるか...

期待なんてされたことない......

疫病神みたいに扱われてたし.........あっ......」


ベラベラと嫌な思い出、空気を悪くするような話をしてしまった出久は申し訳なさそうに一言。

出久「今のなしで」

殺渚「「できるわけないでしょぉ!?!?」」

出久「さあ帰らないと!」

殺せんせー「せんせー心配ですよ!?今度面談しましょう!?ね!?」

渚「なんか聞いてごめん!悪気はなかったんだよ!!」



カルマ(先生関係で俺より拗れてたんだ...)

そんな過去があっても前向きに頑張ろうとする出久に、素直にすごいと思ったカルマ...




だが出久自身がどう思っているかは誰も分からない...



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