緑谷出久の暗殺教室3 カルマの時間
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ちまけた料理は空中でスポイトで回収される始末。
警戒モードの殺せんせーは無敵であった...
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校舎の外、崖があるため近づかないようにしている場所にカルマ、渚、出久がいた。出久は2人が気になりついてきてしまい、それがバレてここにいる。
渚「個人マークしている殺せんせーには勝てないよ...みんなで協力しようよ」
カルマ「やだね。それで...ストーカーは良くないんじゃない?緑谷...だっけ?」
出久「ご、ごめん...気になってつい...」
カルマ「まあいいよ。聞いたよ。E組助けてここに落とされたって...俺と同じだ...」ボソッ
出久「ん?」
カルマ「なんでもないよ〜。ねえ緑谷...聞きたいけど...先生のことどう思う?」
出久「...暗殺しようとしている赤羽君には悪いけど、今までで一番いい先生だよ。前の先生は成績しか見ていない感じだったから...」
カルマ「...分かるの?」
出久「うん...椚ヶ丘に来る前の先生の目を覚えていたから。僕を見てないって」
カルマ「...そっか。お前は分かってたんだ...俺は分かってなかった...」
赤羽業は以前成績が良く問題を起こしても本校舎の先生に味方だだと言われていた。
しかし出久と同様に去年のE組の先輩をA組の先輩から助けたことで、信じていた先生が今までの行動がただ成績目当てだったと。カルマ自身を見ていなかったと知った。
カルマの中の先生が死んだ...
その時からカルマの心が歪んだ。
殺せんせー「緑谷君!まだ数日しか経ってないのに信用してくれるとは。せんせーは嬉しいですよ!...さて、カルマ君」
カルマ「……確認したいんだけど、殺せんせーって先生だよね?」
殺せんせー「?はい」
カルマ「先生ってさ。命をかけて生徒を守ってくれる人?」
殺せんせー「もちろん。先生ですから」
カルマ「そっかなら確実に...殺せる...」
銃を構えたカルマは、崖から飛び降りた。
渚「っ!?」
出久「赤羽君!!」
殺せんせーがカルマを助けに行けば、救出する間に殺せんせーが撃たれて死ぬ。カルマを見殺しにすれば、先生としての殺せんせーが死ぬ。
銃を構えながら落ちていくカルマは走馬灯を見ていたが、目の前の光景に現実に戻される。
緑色の電気を見にまとう出久が手を伸ばしているのだ。
カルマ「はぁ!?何してるの!?」
出久「それはこっちのセリフだ!!!!何馬鹿なことしてるんだ!!こんなやり方で誰が喜ぶ!!!」
そう言って手を掴んだ。会って間もないにも関わらず出久の真剣な顔に唖然とする。
その瞬間、2人の体がネバネバしたものが
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