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し柄がわるめの男子が僕を睨んできた。
「そう言うことを言うな寺坂!...名前言ってなかったな。俺は男子の学級委員長を務めている磯貝悠馬だ。緑谷、お前がE組に来たのは俺らのせいだよな...すまなかった!!」
磯貝君が僕に頭を下げてきた!?
出久「い、良いんだよ!気にしないで、そもそも僕は最初からE組差別が嫌だったんだ。親にこれ以上迷惑かけれないから関わろうにも勇気が出せなかった。でも目の前で起きたことを無視なんて間違ってるし、やっと自分に正直な行動ができてスッキリしたよ。これからよろしくね」
磯貝「緑谷...!」
「ねえねえ!何があったの?」
僕より明るい緑色の髪をした女子が聞いてきた。磯貝君がその時のことを説明した。
「マジかよ...A組に居られなくなることを分かっててしたのかよ...」
誰かがそう言ったので僕は答えた。
出久「見捨ててたらきっと一生後悔してたから、気にしてないよ」
「「「「イケメンだ!!!」」」」
どこが!?
殺せんせー「君はとても強い正義感を持っているようですねぇ」
出久「あはは...えっと...ヒーローになりたくて...」
殺せんせー「なるほど、それは素晴らしい夢です」
出久「...無個性ですが、否定しないんですが?」
殺せんせー「そんなことをしませんよ。ここで技術を培い、学び、暗殺できればその夢を叶えることは可能ですよ」
こんなことを言ってくれる先生は初めてだ。
とても殺りづらい先生だ...
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