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出久「やめなよ...もう」
爆豪「その目はやめろやナード君?オラァ!」
出久「ゲフッ!?」
中学2年生になって、日常的にかっちゃんと、その取り巻きからの暴力の日々...畜生...やり返そうとしても数の暴力でやられる...ヒーローになるんだろかっちゃん...ダメだろ...
お母さんは傷だらけで帰ってくる僕にいつも謝りながら治療する。なんで謝ってくるかは分かっている。お母さんは僕を無個性で産んでしまった後悔があるからだ。
そして今日は違った。お母さんが一つのパンフレットを出してきた。
中高一貫の椚ヶ丘中学...名門校で無個性が多く在校しているが、卒業生たちは大手企業に就職している。
僕は転校を決めて、椚ヶ丘中学のD組に入った。転校生だからここからスタートと言われた。僕の成績なら来年にはB組には入れるだろうと...成績によってクラスを変えて、合わせて授業のレベルが変わるというのは合理的だろう。
でも...この学校には3-E、“エンドのE組”というものがあるらしい...学校のみんなはE組の人達を蔑み、侮辱している。
僕はそれが許せなかった。だけどE組を庇ってしまえば、叛逆行為と考えられており、庇った者がE組に送られてしまうそうだ...
これ以上お母さんに心配をかけたくない...
僕はどうすれば良いのだろうか。
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この一年間で僕はお母さんを喜ばせるために、必死に努力した。もちろん運動も。ここでは無個性も普通にいるため、言い訳などできない。体育でも成績をよくしなくてはいけない。
なので体格も良くなり、成績も自分が思っていた以上に伸びた。
じょ、女子のとのコミュニケーションもマシになったよ...?
これなら雄英にも...個性がなくても...
いや、今はもっと自分自身のレベルを上げることに専念しよう。
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そして中学3年生になる少し前...次の学期になる前からクラス替えが行われた。
僕はなんとA組に入れた...!
お母さんも喜んでくれた...けど...
ここで僕の人生が大きく変わるきっかけがあった。
もしかしたら月の7割が消滅してしまった事件が起きた時から始まっていたのかも...
数日後の帰り道...同じ櫟ヶ丘の制服を着た、人達が固まっていた。
「やめろお前ら!嫌がってるじゃないか!」
「黙れよ、俺らはそこの女共に話しかけているんだよ。それにお前らはC組、お前らE組。俺らは優しいからよ、E組の女子と遊んであげようとしてるだけなんだぜ?」
柄の悪い男3人と、しっかり者に見えるイケメン男子、少しギャル男っぽいイケメン男子。
そして清楚系の女
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