暁 〜小説投稿サイト〜
魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第2章】StrikerSの補完、および、後日譚。
【第11節】背景設定2: ミッドの地理と歴史について。(後編)
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 なお、この作品では、『現段階で公式に登場しているミッドの地名は「大半が」ミッド第一大陸の〈中央部〉の地名である』という設定で行きます。
(前述の「レゾナ」が唯一の例外です。この作品では、『レゾナは〈東半部〉の北東区画の、東の外洋に面した地方名である』という設定にしておきます。)

【ちなみに、英語には一語(いちご)で「四分の一」を意味する「quarter」という単語があるのと同じように、ミッド語には一語で「三分の一」を意味する単語があり、実際に多用されています。
 この作品では、便宜的に〈中央部〉・〈東半部〉・〈西半部〉と翻訳していますが、実際のミッド語では、この「一語で『三分の一』を意味する単語」が使われているので、直訳をすれば、それぞれ〈中央の三分の一〉・〈東側の三分の一〉・〈西側の三分の一〉という表現になります。
 しかし、この直訳では「用語」としてあまりにも扱いづらいので、いささか「誤訳」であることは承知の上で、この作品では、あえて〈中央部〉・〈東半部〉・〈西半部〉という「訳語」を使わせていただきました。 ……という裏設定です。(苦笑)】

 それでは、その〈中央部〉(およそ1800キロメートル四方)を3×3の「九区画」に分けて、一部に「劇場版の設定」や「独自の設定」も取り入れつつ、ここで少し「ミッドの地名」をまとめておきましょう。

【設定としては、それぞれの「区画」が、さらに3×3で九個ほどの「地方」に分かれています。平均すると、各「地方」の面積は三万数千平方キロメートル。日本で言ったら、九州か、それよりも少し狭いぐらいの広さでしょうか。
 また、Vividのコミックス第3巻には『ミッドチルダ南部 エルセア(地方の)第9地区』という表現があるので、『それぞれの「地方」は、またさらに九個ほどの「地区」に分かれている』という設定で行きます。
 ここでは『この「地区」が「面積としては」日本の県とおおよそ同じぐらいの感覚で、普通は、そうした「地区」ごとに日本で言う県庁所在地のような「中心的な都市」が一つずつある』と考えておくことにします。
 時間に余裕のある人は、将棋盤のような9×9のマス目を用意して、個々のマスに「地方名」をひとつずつ書き込んでいってみてください。(笑)】

 まず、ミッドチルダ世界の第一大陸の〈中央部〉は、それぞれ「東の大海廊」と「西の大海廊」とを直線的に結び付けているところの「北の大運河」と「南の大運河」によって、「北側・中程(なかほど)・南側」の三つの土地にほぼ等分されています。
(それら三つの土地を、さらに東西にも三等分したものが、上記の「九区画」です。)
 そして、「中程(なかほど)」の土地の中央部には、広大な「内海(うちうみ)」が広がっています。
 これは、かつての「内陸湖」が(運
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