【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第2章】StrikerSの補完、および、後日譚。
【第11節】背景設定2: ミッドの地理と歴史について。(後編)
[9/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
スバルを「製作」した違法研究施設の所在地)があり、また、「西の大海廊」に面した中西部には、原作にも頻繁に登場するエルセア地方(クイントやティアナの故郷)があります。
この地方の総人口は軽く一千万人を超えており、(リガーテ地方やソルダミス地方と並んで)今では「ミッド中央部」の中でも「中央区画の六つの地方」に次ぐほどの人口規模となっています。
また、クイントやティーダの墓がある「ポートフォール・メモリアルガーデン」は、西の大海廊に面した高台の上にあり、天気さえ良ければ、大海廊の対岸(西半部のヴァイゼラム地方)まで肉眼で確認することができます。
【原作では、エルセア地方は「ミッド西部」と表現されることも多いのですが、この作品では、上記のような設定で行きます。
なお、「リリカルなのはStrikerS サウンドステージ04」には、『六課の休日に、スバルとティアナがヴァイス陸曹からバイクを借りて、二人で墓参りに行って帰って来る』という描写があるのですが……私が独自に設定した地図をよく見ると、クラナガンとエルセア地方は、軽く1000キロメートル以上も離れています。
『……あれ? この距離をタンデムで一両日中に往復するなんて無理なんじゃね?』
という訳で、誠に勝手ながら、この作品では、『ミッドには、バイクごと乗り込むことができる夜行列車(快速レールウェイ)が普及していて、スバルとティアナもエルセアまでの道程の大半はそれに乗って移動をした』という設定にさせていただきます。(苦笑)】
ちなみに、とてもよく似た名前の「オルセア」は、「SSX」に登場する「ルネッサ・マグナス」の故郷で、もう長らく内戦が続いている管理外世界の名前なのですが……。
この作品では、『オルセアで内戦が始まる前、今から何百年も昔に、その世界から大量の移民が「ヴァイゼン経由で」ミッドにもやって来て、今で言うエルセア地方に住み着いた。「エルセア」という名前も、元来は「オルセア」が訛ったものである』という設定で行きます。
【この「SSX」には、『ギンガが、ただ「ルネッサ」という名前を聞いただけで、彼女の出身はオルセアの方か、と推測できてしまう』という描写があり、それに続けて『マグナスという苗字は、ミッドでもよくある苗字だ』という意味内容の会話があります。その二点から、私は上記のような設定を思いつきました。
なお、この作品では、『マグナスだけではなく、ランスターも「オルセアではよくある苗字」のひとつだ』ということにしておきます。
さらに、『エルセア地方の対岸にあるヴァイゼラム地方は、その名のとおり〈管3ヴァイゼン〉からの移民が多く住み着いた土地であり、「西部区画」のキルバラ地方も、やはり大昔に〈外1キルバリス〉からやって来た大
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ