【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第2章】StrikerSの補完、および、後日譚。
【第11節】背景設定2: ミッドの地理と歴史について。(後編)
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習慣、前で合わせて帯で締める形式の衣服、米と魚を中心とした食文化、居酒屋、抜刀術」などは、すべて、このアラミィ地方の伝統文化に由来するものなのです。
【私は『あれほど多くの文物が「すべて、日本から直接に伝来した」と考えるのは、さすがに無理がある』と思い、こうした設定を組んでみました。】
そして、「南部区画」の中央やや北寄りには、東西に長く〈アルトセイム山脈〉が走っており、その北側は標高もやや低く中央区画にも接しているため、随分と開けているのですが、一方、南側の麓は標高もやや高く、一面に森林や草原が広がる自然の豊かな土地になっており、まとめて「南部辺境」と呼ばれています。
その「南部辺境」の中の、西側がパルテリス地方(フェイトやアルフの故郷)で、中央がシュラウマン地方で、東側がアルマナック地方(エーデルガルトの故郷)です。
【なお、ユーノの生まれ故郷も「表向きは」この南部区画ということになっています。スクライア一族がミッドに滞在する際には、大体いつも、この区画の南岸部(シュラウマン地方のさらに南側)にキャンプ地を設営することになっているからです。
そのため、ユーノも実際に6歳の春から二年の間は「一族にとっては馴染みの深い、その南岸部」にある魔法学校の寮で生活をしていました。】
一方、「北西区画」の中央部には「フランカルディ家(旧総督家)の本拠地」たるラグジャナム地方があり、その北西区画の南側には(東から順に)クラムディン地方(ヘレニゼア地方の西隣。ルーテシアの生まれ故郷)、アンクレス地方(プレシアとアリシアの故郷)、クルメア地方(山猫としてのリニスの故郷)があります。
【なお、アンクレス地方は、アインハルトの祖先が「ハインツからニコラスまで」13世代に亘って住み続けた土地でもあります。イングヴァルト家は、アインハルトの祖父エーリクの代になって、初めて首都クラナガンの近郊に移り住みました。】
また、「西部区画」の北東部(フォルガネア地方の西隣、クラムディン地方の南隣)には森林の多いメブレムザ地方(メガーヌの生まれ故郷)があり、また、「西の大海廊」に面した中西部には人口の多いソルダミス地方が、さらに、その南側には何かと問題の多いキルバラ地方があります。
【なお、公式では、エイミィの故郷は「ミッドチルダ中央・西部都市群」という設定になっているのですが、表現が妙に抽象的なので、この作品では、もっと単純に「ソルダミス地方」ということにしておきます。
この作品では、『エイミィの実家は今もそこにあり、彼女の両親と弟夫婦とその子供たち(実際には、養子)が、三世代で普通に仲良く暮らしている』という設定です。】
そして、「南西区画」の北東部にはドーブリス地方(カウラ・ゼレミードたちが、かつてギンガと
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