【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第2章】StrikerSの補完、および、後日譚。
【第11節】背景設定2: ミッドの地理と歴史について。(後編)
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(ほど)近い場所にある』と想定した方が良いのでしょうか?
それでも、IMCSの試合会場やナカジマジムなどは、明らかに首都クラナガンの近辺に存在しているはずなので……あるいは、「同サウンドステージ04」で紹介されていたSt.ヒルデ魔法学院と、ヴィヴィオたちが実際に通っているSt.ヒルデ魔法学院とは「別のキャンパス」であるものと想定した方が良いのでしょうか?
自分なりにアレコレ悩んだりもしてみたのですが……Vividのコミックス第1巻のラストには、「アラル港湾埠頭」などという地名も出て来ますので……この作品では、取りあえず、以下のような設定で行こうと思います。
『新暦72年の3月に地球を離れてミッドに転居して以来、なのはとフェイトはずっと「管理局の官舎」や「機動六課の隊舎」などで生活していたが、76年3月、機動六課の解散と(翌月からの)ヴィヴィオの就学に合わせて、なのはは私費で、St.ヒルデ魔法学院の「首都圏キャンパス」にも程近い「アラル市の南東地区」に自宅を購入した』
(なお、アラル市の具体的な位置については下記のとおりです。)】
新暦32年の「遷都百五十年祭」の後、首都クラナガンの市街地は「東側に」大きく拡張されましたが、実のところ、他の方角にはもう拡げようがありませんでした。
と言うのも、旧市街の南側は、内海に面しており、西側と北側は、幅の広い運河にぐるりと囲まれていたからです。
かつて「ほぼ無人の土地」に新たな首都が造営され始めた時点では、『将来、この首都の人口が一千万人をも超えることになる』などとは誰も予想しておらず、内海に面した「ほぼ正方形」の市街地の、南西端から北西端を経由してほとんど北東端にまで至る「相当な規模の運河」が、新首都の物流のために新たに掘り抜かれたのでした。
レールウェイの終着駅や空港や次元港などは、すべて、この市街地の東側の郊外に築かれ、後に、それらの施設を呑み込んでゆくような形で「新市街」が造営されていきました。
そして、今も「人間の居住地」は新市街の東側へ、さらに東側へと海岸沿いに拡張を続けているのです。
【なお、この運河を挟んで、首都「旧市街」の北側に隣接しているのが「アラル市」です。なのはの自宅は、この運河の終着点である「アラル港湾埠頭」の近く、『少し南東へ行けば、すぐに首都クラナガンの「新市街」にも出られる』という絶好の立地にあります。】
また、タナグミィ地方(広義の首都圏地方)の人口は、おおむね「内海に面した南端部」と「北の大運河に面した北端部」に集中しており、両者の間には、意外にも(?)首都の巨大な人口を支えるための「広大な農地」が広がっています。
また、タナグミィ地方の西側に
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