【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第2章】StrikerSの補完、および、後日譚。
【第11節】背景設定2: ミッドの地理と歴史について。(後編)
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、北方や東方では色素の薄い人が多く、カリムのような金髪、ヴィクトーリアのような淡い金髪、チンク(と言うか、エリーゼ・エスクラーナ)のような銀髪、ゼストのような灰色の髪の他にも、コロナのような亜麻色の髪、アインハルトのような銀緑色の髪、エドガーのような灰青色の髪なども、よくある色合いでした。
また、レティやルキノやシャッハやジャニスやウーノ(と言うか、ドーラ・ザロネア)のような紫系の髪も、ベルカの北方や東方では、割とよくある色合いでした。
一方、南方や西方では(ミッドと同様に)赤系と黒系が多く、イクスヴェリアのような明るい橙色の髪から、ジークリンデのような漆黒の髪まで、さまざまな色合いがあったようです。
【なお、コミックス第10巻には、ヴィクトーリアから『(あなたは)どこか良家のお嬢様だったりするのかしら』と問われたコロナが、慌てて『うちは先祖代々、普通の家庭です!』と答える場面があるのですが……。
ここで言う「普通」は、『あくまでも、ダールグリュン家のような「元々は貴族だった名家」に比べれば、の話である』という「解釈」をしておきます。
そして、この作品では、『コロナの実家は相当に裕福な家庭だが、決して「元を正せば貴族」などという家柄では無い。父系の祖先をたどれば確かにベルカ系だが、古代ベルカでは、IRで終わる苗字は典型的な「職人階級(平民)の苗字」だった』という設定で行きます。
また、「ティミル」の他、「アヴェニール」や「シェンドリール」も、こうしたベルカ系の苗字であり、IRのIが短母音で発音されたり長母音で発音されたりしているのは、ただ単に、ミッド語では『単語の最後の音節の母音が単母音で、その母音にアクセントがついた場合、語尾が単子音であれば、その母音は少し長めに発音される』というのが「一般則」だからです。
(つまり、ティミルは「ティ」の方にアクセントがある、ということになります。)
もちろん、実際には、「アヴェニール」という名前は(アルカンシェルなどと同様)フランス語の単語から取って来た名前なのですが、この作品では、その点に関しては目をつむらせていただくことにします。(苦笑)】
そして、ミッドチルダにおいて、ベルカ系以外で「青系〜紫系の髪」と言うと、それはおおむね「オルセア系」の人々か、さもなくば「号天系」の人々、ということになります。
【エルセア出身のクイントやハリーは、当然に、オルセア系の血筋を色濃く受け継いでおり、クイントの「素のクローン」であるギンガやスバルも同様です。
ただし、オルセア全体としては、ティーダやティアナやルネッサのような「茶色、橙色、黄土色」といった色合いの髪の方が、むしろ多数派のようです。】
なお、リオはルーフェン生まれですが、ルーフェンは元々〈号天〉の植民地だ
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