暁 〜小説投稿サイト〜
魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第2章】StrikerSの補完、および、後日譚。
【第10節】背景設定2: ミッドの歴史と地理について。(前編)
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 そうした点も考慮して、この作品では〈第一大陸〉を帯状の海である「大海廊(だいかいろう)」によって三つの「領域」にキッパリと分け(へだ)ててみました。】

【裏設定としては、『三領域とも、外形はほぼ正方形で、大きさは1800キロメートル四方程度なのだが、実際には四隅(よすみ)も少し欠けており、今では「昔の陸地」の一割ほどが水没しているため、陸地部分の面積は、今では三領域を合わせても810万平方キロメートル程度で、惑星ミッドチルダの「陸地総面積」のうち、わずか十六分の一を占めているに過ぎない』といったところでしょうか。
 なお、惑星ミッドチルダの半径は地球よりもほんの0.7%ほど大きいだけで、大した差はありません。当然に、全表面積は地球より1.4%ほど大きいのですが、海面が上昇した現在では、陸地の占める割合が約25%と地球よりだいぶ小さくなってしまっているため、実際の「陸地総面積」は地球より一割以上も狭くなっています。
(ちなみに、地球では、陸地が29%あまりを占めています。)
 また、「810万平方キロメートル程度」というのは、地球で言うと、日本の20倍以上の面積ですが、一方、ミッドの総人口は現在、10億人あまり(日本のせいぜい8倍余)なので、ごく大雑把に言って、「人口密度は全体として日本の四割ほど」という計算になります。
 そのため、大陸の随所に「手つかずの自然」や「事実上の無人地帯」は意外とたくさん残っており、実際、〈ゆりかご〉が埋められていた「オルスタリエ地方の南部」も、そうした無人地帯(自然保護区)のひとつでした。】

【また、物理的な現実としては、〈第一大陸〉の東端部と西端部は、それぞれ首都クラナガンとは2時間ほどの時差があるのですが、日常的な生活としては、ミッド人は全員が「首都標準時間」に基づいて生活をしています。
 と言うと、何やら『東半部や西半部の人々が、大変に不便な暮らしを()いられている』かのように聞こえてしまうかも知れませんが、実際には、(あくまで、『最大でも2時間程度であれば』の話ですが)一度「その土地その土地の時間感覚」に慣れてしまえば、それほど不便という訳でもないようです。
 また、この大陸の南北の近海には「大きな島」が全く無いのですが、東西の近海には「6000平方キロメートル級」の島がひとつずつあり、それぞれ「朝早(あさはや)の島」、「夜長(よなが)の島」と呼ばれています。
(現在では、「朝早の島」は丸ごと自然保護区になっていますが、「夜長の島」は丸ごと某大富豪の個人所有となっています。)
 ちなみに、この作品では、『Forceのコミックス第6巻には、「レゾナ(ひがし)中央拘置所」の所在が「ミッドチルダ東端部」と書かれているが、これはあくまでも「大陸の中での東端部」の意味である』という「解釈」で
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