【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第2章】StrikerSの補完、および、後日譚。
【第9節】キャラ設定2: リンディ・ハラオウン。
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は今年の夏に相次いで亡くなったのですが、アラムドゥは祖父母の墓が建てられた際に、ふと「同じ墓地のすぐ近く」にキャネリア夫妻の墓があることに気づき、それからは気になって、墓地に来る度にそっと覗いていたのだそうです。
思わず立ち話を始めてしまいましたが、実のところ、あまり長話をしている時間もありません。
リンディは、『ところで、今はどこで何をされているんですか?』と訊かれて、『実は、私、あれから管理局に入って、今は〈本局〉で働いているんですよ』とだけ答えておきました。
『ここで「提督」などという仰々しい肩書きを持ち出すのは、いくら何でも無粋だろう』と考えてのことでしたが、おそらく、アラムドゥの方は『多分、オペレーターか何かなのだろう』などと勝手に「勘違い」をしてしまったことでしょう。(←重要)
また、クロノは新暦63年には12歳で早々と執務官になり、翌64年には正式に補佐官となったエイミィとともに、〈闇の書〉の出現に備えて「辺境領域での巡回任務」を繰り返す〈アースラ〉に同乗するようになりました。
【その後、新暦65年に〈外97地球〉で起きた二つの大事件、〈ジュエルシード事件〉と〈闇の書事件〉に関しては、おおむね「無印」と「A’s」で語られたとおりです。
なお、前章でも述べたとおり、クロノの父方祖父クレストの「祀り上げ」はジュエルシード事件の直後に催され、また、ニドルス提督は68年の3月に妻マリッサを28回忌で『祀り上げ』にした後、翌69年の10月下旬には(クレストと同じように)辺境領域の南部で殉職してしまいました。】
また、思い起こせば、そもそも〈闇の書事件〉が終わった後に、リンディがわざわざ地球に居を構えた理由は、まず、なのは(9歳)が次のように主張したからです。
『私としても「今すぐミッドに移り住む」というのは、さすがに無理な話で……地球には友だちもいますし、うちの親たちにも一応は世間体というものがありますから……。私自身は、これから先ずっと管理局で働き続けることになるのだとしても、やっぱり当分は地球の側に籍を置いて、せめて「こちらでの義務教育」ぐらいはこちらで出ておきたいんです』
リンディは『自分がフェイトの養い親になり、彼女にも「幸福な小児時代」というモノをしっかりと体験させてあげたい』と考えていましたが、その一方で、フェイトは『とにかく、なのはと一緒にいたい』と主張しました。
そこで、リンディはあえて「提督」の座を退き、しばらくはフェイトとともに地球で(つまり、なのはの近くで)地上勤務に就くことにしたのでした。
そうした「本来の経緯」から考えれば、新暦72年の3月に、「なのはとフェイトが無事に地球の中学を卒業して、正式にミッ
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