【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第2章】StrikerSの補完、および、後日譚。
【第9節】キャラ設定2: リンディ・ハラオウン。
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のものの生活を末永く続けてゆくこととなります。
なお、余談になりますが、82年5月には、当時まだあまり体の頑丈な方ではなかったカレル・ハラオウン(10歳)は、「ヴィヴィオ選手(13歳)の弟分」として一時的にナカジマジムに入会し、それから一年半あまりの間、ノーヴェたちによって鍛え上げられました。
レベルが違い過ぎるので、IMCSの出場選手たちと同じリングでの練習はできませんでしたが、彼女らも休憩時間などには時おりカレルの練習に付き合ってくれました。
(中でも、一番よく付き合ってくれたのは、アンナとコロナだったようです。)
おかげで、カレルは初等科を卒業する頃には、もうすっかり「打たれ強い体」に生まれ変わっていました。
また、82年の11月には、リンディ(55歳)はまたミッド地上で、クロノやエイミィ、カレルやリエラとともに、クライド(享年28歳)を「28回忌」で祀り上げにしました。
そして、その際、リンディは息子夫婦から下記の話を「今後の予定」として聞かされ、全く不本意ながらも、承諾を余儀なくされることになります。
エイミィ(33歳)は、新暦72年の10月に初産を済ませた後、実に10年も経ってから、再び「男女の双子」を妊娠していました。
出産予定日はまだ半年後(83年の5月)ですが……今回は、彼女の実母ロファーザ・リミエッタの「とても強い希望」により、年が明けるとともに、ミッドの実家の方に帰って産休を取ることになってしまったのです。
それと言うのも、ロファーザが『先の孫たちは父方の祖母が育てたのだから、今度は母方の祖母である私が育てる番だ。リンディさんばかり、可愛い孫の世話ができるなんて、ズルい!』と強固に主張したためだったのですが……前回の「裏の事情」を知らないロファーザにとっては、これは「全く正当な言い分」だったため、リンディとしても彼女の要求を拒否するという訳にはいきませんでした。
【先に述べた「非常に強硬な態度」とは、要するに、このことです。(笑)】
さて、エイミィには一人だけ弟がいました。
弟のセブラスとは8歳も年が離れている上に、エイミィは初等科を卒業すると12歳でいきなり管理局に入ったため、正直なところ「ともに過ごした時間」は決して長い方ではなかったのですが、それでも、それ相応に仲の良い姉弟です。
セブラスは若くして優秀な法務官となり、81年の秋に24歳で二年後輩のレドナと結婚してからも、ずっと自分の両親と同居していました。幸い、嫁と姑の仲も驚くほどに良好です。
翌82年の暮れに、母親から『年が明けたら、姉エイミィが出産と育児のため、しばらくの間、こちらの家に同居することになる』と聞いた時には、セブラスも少しばか
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