【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第2章】StrikerSの補完、および、後日譚。
【第8節】新暦76年と77年の出来事。
[7/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
では、「襲撃犯の正体」については全く見当がついてはいなかった。)
・同77年8月 はやての脚、完治10周年記念。
【この件に関しては、「リリカルなのはStrikerS サウンドステージM4」を御参照ください。】
・同77年9月 地球では、美由希(29歳)が第一子の美琴を出産した。
・同77年10月上旬 エルセア地方で、クイントの「10回忌」が営まれた。
→ギンガ(19歳)とスバル(17歳)は、初めてパリアーニ夫妻(母クイントの両親)と正式に会って話をした。
(当時すでに、クイントの父ラウロは73歳、母カーラは77歳だった。)
→同じ頃、リゼル(38歳)は産休を終えて、まずは艦長に復職した。
(この時点で、次女パムディ・スタイロは満1歳である。)
・同10月下旬 ミゼット(98歳)ら、〈三元老〉が相次いで死去した。
→実際の葬儀そのものは密葬となったが、管理局は以後、30年に亘って、節目ごとに局を挙げて彼等の身魂を祀り続けることになる。
(結果としては、『事実上の「局葬」だったと言って過言ではない』という状況である。)
【新暦77年の3月に、三元老は三人そろって正式に、管理局のすべての役職から引退しました。もちろん、それまでも、新暦52年以降はもう長らく「ただ時おり、管理局主催の催し物などに顔を出したりするだけの名誉職」だったのですが、その春、三人はそろって、そんな名誉職すら辞して各々の小さな別宅へと引きこもったのです。
そして……今までずっと彼等を支え続けて来た「使命感」が、達成されてしまったからでしょうか。それから間もなく、三人はまるで互いに申し合わせたかのように、揃って病の床に就くと、速やかに衰弱し、その秋には相次いで息を引き取りました。
まるで、『この世での自分たちの役目は、もう終わったのだ』とでも言うかのように。
最後の半年間、三人は各々の小さな別宅に最低限の医療スタッフだけを置き、見舞い客もすべて断り、遺産相続などもすべて生前に済ませ、自分の血を引く孫や曽孫らにすら会うことも無く、必要以上にひっそりとした静かな日々を過ごしました。
実際には、ミゼット・クローベルは9月(死の一か月前)になってから、ただ一人、八神はやて二佐だけを極秘裏に自分の許へ呼びつけ、彼女に「とあるモノ」を託して死んでいったのですが、その事実は「公式の記録」には一切残されてはいません。
(そして、実は、ラルゴ・キールもクロノ・ハラオウンに、レオーネ・フィルスもヴェロッサ・アコースに、同様のモノを託して死んでいったのでした。)】
・同77年11月 ルーテシアは、母メガーヌとともに〈無34マウクラン〉で極めて個人的に「父セル
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ