【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第2章】StrikerSの補完、および、後日譚。
【第8節】新暦76年と77年の出来事。
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てしまいました。】
・同77年4〜7月 新人執務官ティアナ(18歳)が最初に担当した案件は予想外の規模の凶悪事件に発展してしまったが、彼女はそれを「独力で、あまりにも上手に」解決してしまったため、彼女は管理局の〈上層部〉から「変な形で」見込まれてしまい、以後、凶悪事件ばかりを専門的に担当させられる破目に陥ってしまう。
(これが、ゼナドリィの首都圏では今も語り継がれる〈グランヴェル事件〉である。)
・同77年7月 ミッドでは、スバル不在の折り、ノーヴェがヴィヴィオに本格的にストライクアーツを教え始めた。
(コロナがこの練習に付き合い始めるのは、翌78年度になってからのことである。)
・同7月 ヴァイゼン首都圏の北西部で、スバル(17歳)は十名余の「浮浪児」たちと出逢い、後に、彼等をまとめてミッド首都郊外の「特別養護施設」に引き取らせた。
→トーマ(11歳)は最初、偽名を名乗っていたが、スバルがそれを察し、トーマの耳元に小声で『本当の名前は何て言うの?』とささやきかけると、トーマはぐっと涙をこらえながらも『ヴァイゼンにいる間は言えない。父さんたちのように殺されるかも知れないから』と答えた。
そこで、スバルは(トーマだけを引き取れば、「敵」にその動きを気取られてしまう可能性があったので)ヴァイゼンの出入国管理局に対しては無理を通し、浮浪児たち全員をミッドに引き取ることにしたのである。
【原作の回想シーン(Forceのコミックス第2巻)では、『それが何年何月の出来事だったのか』について何も描写が無いのですが、スバルはその時点で、すでに「防災士長」になっています。
彼女は、76年の春に「特別救助隊」に引き抜かれましたが、新人がいきなり士長になれるはずはありません。また、「SSX」の時点では、彼女はすでに士長になっているのですが、78年だと、〈マリアージュ事件〉と時期が重なってしまい、79年でも、今度はVividと時期が重なってしまいます。
そこで、この作品では、これを77年の出来事と考えておくことにします。
(なお、この作品では、防災士長は「下士官待遇」という設定にしておきます。)】
→その後、スバルは全員でミッドに到着してから、改めてトーマから本名と事情を訊き出すと、今度は一人でヴァイゼンに戻り、トーマの証言に基づいて、昨年(76年)の「ゼムリス鉱山」での事故について現地陸士隊に「追加調査」を依頼した。
(そして、アルトに乞われて、彼女の祖父母の葬儀にも参列した後、アルトと二人でミッドに戻った。)
→数か月後、追加調査の報告書はスバルの許にも送られて来たが、その内容は「トーマの証言が決して『小児の妄想』ではないこと」を強く示唆するものだった。
(ただし、その時点
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