【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第2章】StrikerSの補完、および、後日譚。
【第1節】JS事件と機動六課にまつわる裏話。(前編)
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を言うなら、美少女魔導師トリオぢゃろう。(呆れ顔)」
ミゼット「……私、今、そう言ったわよね?(呆れ顔)」
ラルゴ「言うとらんわ!」
ミゼット「(はやてに向かって)ごめんなさいね。この人、何だか最近、耳が遠くなっちゃったみたいで」
はやて(ええ……。)
また、別の場面では、こんなやり取りもありました。
ラルゴ「大体、お前は頭が固すぎるんぢゃ」
レオーネ「お主の頭は柔らかすぎて、毛根まで抜けてしまったようだがな。(笑)」
ラルゴ「髪の話はするなぁ!(怒)」
はやて(ええ……。なんか、6年前に初めて会うた時とは、だいぶ印象が違うんやけど……この人たち、ホンマに大丈夫なんやろか?)
ここで、三度、三脳髄の描写をします。
「何やら、最近、『闇の書事件の生き残り』がちょこまかと動き回っておるようだな」
「別に構わぬだろう。所詮は、我々の傀儡とも知らずに三元老に縋りつく程度の連中だ」
「脳にチップが埋め込んであるから、あの三人が得た視覚情報と聴覚情報は、すべて我々に筒抜けだと言うのに。(笑)」
「それはそうと、彼奴ら、少しボケ始めておるのではないか?」
「三人とも、生身の肉体のままでもう90代なのだ。多少の老化は仕方あるまいよ」
「完全にボケてしまう前に、そろそろ処分してしまおうか。(嘲笑)」
「まあ、それはいつでもできることさ。(笑)」
三脳髄はそう言って、三元老の耄碌ぶりを嘲笑しました。
しかし、実際には、彼等自身もすでに「いろいろな意味で」劣化が進んでおり、現実には、ほとんど『目くそ、鼻くそを嗤う』といった状況だったのです。
彼等がそれを全く自覚できていないのは、あるいは、ドゥーエの巧みな誘導によるものだったのでしょうか。
彼女は、もう一年ほど前から、メンテナンス・スタッフに成り代わって、この「秘密の場所」への定期的な潜入を続けていたのでした。
「ところで、あの者たちは『レリック対策』などとほざいておるようだが、あのまま放置しておいても、大丈夫なのか?」
「我々が裏で糸を引いておるのだ。まともな対策などできるものか。(笑)」
「それに、スカリエッティも『来年には戦闘機人の12タイプがすべて出揃うから、少し本格的に実戦経験を積ませたい』などと言っておった。放置しておけば、その実戦の相手役ぐらいにはなるのではないか?」
「なるほど、それは、相手役をわざわざ用意してやる手間が省けるというものだな」
「そう言えば、来年には『起動キー』も完成するようなことを言っていなかったか?」
「ああ。レリックの有効性もすでに、あの『小さな召喚士』によって確認されているからな。もはや、〈
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