【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第2章】StrikerSの補完、および、後日譚。
【第1節】JS事件と機動六課にまつわる裏話。(前編)
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収任務」の際に、なのはたちは初めてグリフィス・ロウランやシャリオ・フィニーノ(通称、シャーリー)と出逢いました。
続けて、その直後に、なのはたちはミッド地上における「臨海第八空港の火災事件」で、ギンガやスバルとも出逢いました。
さらに、フェイトは70年の6月にはエリオ(5歳相当)を、72年の2月にはキャロ(7歳)を、それぞれに保護しています。
そして、エリオもキャロも、保護されてからほんの二年たらずで(取りあえず、日常の会話に不自由しない程度には)ミッドチルダ標準語を習得したのでした。
【さて、StrikerSのコミックス第1巻には、『新暦72年の春、スバルとティアナが陸士訓練校に入学した頃に、エリオがその訓練校を見学しに来ていた』という描写があるのですが、この作品では『エリオはその時点で、もう普通にミッド語を喋っていた』という設定で行きます。
なお、同じ場面で、学長のファーン・コラード三佐は、フェイトに対して「7年前のあなたたち(以下、略)」と語っていますが、新暦65年の段階では、なのはもフェイトもまだミッドに来てはいなかったはずなので、この作品では『なのはとフェイトが実際に訓練校に通っていたのは、新暦66年の春から夏にかけての三か月だった。(つまり、コミックスの「7年前」は「6年前」の誤植である。)』という設定で行きます。】
また、新暦72年の3月に、なのはたち三人はいよいよ地球の中学を卒業してミッドに転居して来た訳ですが、それと同じ頃に、クロノは早くも「提督」の地位に就き、引き続き〈アースラ〉を御座艦としました。
そして、同年6月、カリムの「プロフェーティン・シュリフテン」で、初めて「管理局システムの崩壊」を暗示しているかのような不吉な詩文が現れます。
この時点では、その詩文にもまだ幾つかの重要な単語が欠落しており、解釈以前の問題として、詩文の意味それ自体がまだ不明瞭だったのですが、それでも、最悪の事態に対しては、可能な限り備えておくに越したことは無いでしょう。
とは言うものの、カラバス連合との「三年戦争」が終結して以来、「基本的には平和な時代」がすでに半世紀も続いていたため、今の管理局では、出来の悪い行政機関のような「縦割り」が相当に進行してしまっていました。
しかし、どう考えても、「そうした『縄張り意識や指揮系統』という垣根を越えて(あえて言うならば、執務官のように)自由に動ける実動部隊」が無ければ、「管理局システム全体の危機」には正しく対処することなどできそうにありません。
そこで、クロノは、この頃から局内で少しずつ根回しを進めていったのでした。
そして、翌73年には、やはり昨年と同様の詩文が「より明瞭な形」で現れました。
これによって、カリムたちは、一昨年に初め
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