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夢幻水滸伝
第三百二十二話 二人の星の者その六

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「そうさせて頂きます」
「そうか」
「はい、そして」
 そのうえでというのだ。
「アメリカを統一し」
「この世界も救うな」
「そうしていきましょう」
「お話は決まりましたね」
 エリカも笑顔で述べた。
「私達はこれからは三人で」
「共にやってくか」
「そうですね、それで棟梁は」
「もう言うまでもないです」
 ヘミングウェーはエリカに微笑んで答えた。
「やはり神星である」
「トウェインさんですね」
「他にいないですね」
「そうですね、では」
「これよりトウェインを棟梁として」
 そしてというのだ。
「三人でやっていきましょう」
「わかりました」
「これから頼むで」
 トウェインも二人に言った。
「わいも全力を尽くすしな」
「そうして戦に政に励まれ」
「そしてですね」
「この世界を救うで、ほな誓いの乾杯や」 
 杯も出して言った、そしてだった。
 会談は無事に終わり三人は共に一つの勢力となり力を合わせて戦も政も行っていくことにした。それで早速政を行っていったが。
「小泉達とは無事不戦条約の継続で話がまとまったな」
「そうですね」
 エリカはロサンゼルスでトウェインに応えた、三人は本拠地をこの街に定めそれぞれの州とこの街を術で自在に行き来する様になったのだ。
「有り難いことに」
「それに貿易の話もな」
「引き続きとなって」
「何よりや、ほなな」
「小泉さん達とはですね」
「そのまま付き合ってくで」
「平和にですね」
「そや、それで太平洋の諸勢力と貿易をして」
 トウェインはこちらの話もした。
「利益を得るで」
「そうですね、ハワイも太平洋の諸島も掌握したので」 
 ヘミングウェーが応えた、彼もこの場にいるのだ。
「それで、です」
「貿易もかなり出来る様になった」
「シアトル等でもですし」
「利益が凄いな」
「それでお金を得て」
「内政に使うで」
 トウェインは確かな声で話した。
「警察やインフラを整えて」
「そしてですね」
「そや」
 そのうえでというのだ。
「そこからな」
「確かな勢力にしますね」
「そうする、内政を整えてこそな」
「勢力はよおなります」
「そやからな」
 それだけにというのだ。
「内政はな」
「行っていきますね」
「産業への投資も行う、そして国力を充実させて」
「その国力で、ですね」
「軍隊も整えてな」 
 こちらもというのだ。
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