暁 〜小説投稿サイト〜
わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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りの食器が並べてあって、数人の女の子のお客さんが物色しながら賑やかな声を出していた。それを応対しているのは、背の高い若い男の人。髪の毛は紫とか赤とか緑に染めているみたい。でも、顔はなんだか日本人じゃぁないみたいで、所謂恰好良いんだろう。その人は、紳おじちゃんの姿を見るなり、頭を下げていたのだ。

「僕は ここから このアメリカンテンペストを始めたんだ。君のお父さんとも、ここで初めて会った。絢が連れてきてね。芯の強い子だと・・・絢をきっと幸せにしてくれると感じたんだ」

「へぇー おとんと・・・ きっと ラブラブの時だったんだろうなぁー」

「ふふっ お昼を一緒したんだが ず〜ぅっと テーブルの下で指を絡ませていた。こいつらぁーって思ったネ 実海は幸せかい?」

「ウン 世界一のおとんとまわぁまんまー だから それに、今は、じっちゃんとばちゃんに守られてるしー 友達も」

「そうか 君はその幸せを無駄にしないように 生きるんだよ」

「なんやー それっ お説教かぁー」

「いや そんなつもりじゃぁー ちょっと 余計なことだったかなー」

「なぁ なんで 男の人なん? 普通 店員さんって 女の子やろぅ?」

「あぁ 前は女性だったんだけど、新店をオープンした時をきっかけに、男性にした。客層がな男から女の子に変わってきたんだよ それで、恰好良さげな男の子に・・・恰好良いだろう? あの子 ハーフだ 良く、やってくれている 女の子を一人つけて・・・ 店を任している 客受けも良いんだ」

「ふ〜ん だから、さっきのお客さんも キャーキャー言ってたんだぁ そんなもんなの?」

「あぁ そんなもんだよ 実海 だって 自分の身に付けたいとか、好きな男の子にプレゼントしたい時って 女から勧められたより 恰好良い男の子から勧められたほうが その気になるだろー?」

「わかんない そんな経験ないモン」

「じゃあ 試しに 好きな男の子にプレゼントするつもりで お客さんになって選んでみな 好きな子ぐらい居るんだろう?」

「うぅー うん」と、勧められるままに、お店に入って、しばらく選んでいると、その店員さんが声を掛けてきた。

「なんか 迷ってる? お手伝いしましょうか?」

「うん ペァで持つもの なにが良いかなぁー バッヂかホルダーか それともブレスレットかな」

「そう 彼氏と?」

「うん まぁ」

「良ければ 君は幾つ?」

「はぁ・・ 6年生」

「へぇー 見えない こんな天使のような子 僕は今日は幸せだー こんな可愛い子に会えて」

「んんまぁー そんな 軽いこと言ってーぇ」

「そなんことないよ 女神の像でも 事実は変えられない!」

「ふふっ いいから お手伝いは?」

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