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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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「実海 クリスマス 何の予定もないんだろう? ウチの家はクリスマスは行事じゃぁないから ケーキも無いぞー もちろん ツリーも飾って無いだろう?」と、紳おじちゃんが声を掛けてくれていた。

「うーん パーティで集まろうかって話もあったけど、消えちゃった」

「そうか じゃーぁ 京都に飯にでも 連れてってやろうか 雰囲気だけでもな」

「うん 行きたい! 島でもなクリスマスだからって特別なこと無かったから・・ 京都なんて賑やかなんでしょ?」

「まぁ どうだろう ついでにウチの店にも案内するよ」

 ばっちゃんが、紳おじちゃんから聞いたのか、お出掛けするんだからと、お洋服をと言うので、一緒にお買い物に出掛けて、ベルベットの深いローズレッドのワンピースを選んでくれた。ウェストは友生地のリボンで絞ってある。

「実海ちゃんは 髪の毛短いから、髪飾りも選べやしないよ リボンも付けられないしー しょうがないネ」

「ごめんなさい みゅうみゅんは長いの うっとーぉしいから・・」

「いいんだよ そのかわり 少し お化粧してあげるから」

 当日は、紳おじちゃんと一緒に家を出る予定だったけど、急遽用事ができたとかで、紳おじちゃんは朝早くに出て行った。独りで京都の祇園四条まで昼過ぎに来いと言うのだ。

「しょうがない奴だなー 女の子 独りでってー」と、じっちゃんがブツブツ言っていて

「平気だよ 紳おじちゃん 忙しいんだよ みゅうみゅんは独りで 電車に乗るだけだから」

「そうかー じゃーぁ 散歩がてら 駅まで送ってくな!」

 と、私は襟がファファのチェスターコートを着て・・・駅まで歩く時、じっちゃんに後ろから腕を組んでいった。じっちゃんもまんざらでもない様子で送ってくれたのだ。

 四条の駅に着いて、おじちゃんがわからないので、改札を出ないで居たら、見つけてくれて声を掛けてくれた。

「親父から 今 電車乗ったからって電話もらってな うん 普段と違うので 一瞬 迷ったけどな やっぱり 実海だった」

「うふっ ばっちゃんが、お化粧してくれたの おかしい?」

「いいやー 立派なレディだよ まずは ウチの店の本店から・・ ちょっと 歩くけどな」

 紳おじちゃんは、直ぐに手を取って歩き出していた。すごく、人が多いので、脇道に逸れてくれて、白川というきれいな川沿いを歩いてくれた。ここが、ドラマなんかによく出る巽橋だよって・・・立ち止まって、写真も撮ってくれた。

 そこから、少し歩いて、大通りから小路を入ったところにお店があった。表には、木のタルの上に女の人がスカートを抑えている人形とかアメリカン調のプレートとか・・・そして、派手なツリーが、中にはアンティークなキーホルダーとか端っこのほうには色とりど
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