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星河の覇皇
第八十五部第二章 日本大使館その四十二

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「食べては駄目なのよ」
「そう決められていますね」
「そうなのよ」
「今もそれは変わらないですね」
「若し何かがあったら」
 皇室の方々にだ。
「恐ろしいことになるから」
「だからですね」
「そう、それはね」
「禁じられていますね」
「そうなのよ、日本の宮内省は有名ね」
 カバリエは連合の官公庁で最もガードが固く忠誠心の強い場所であると言われるそこの話もしたのだった。
「竹のカーテンはね」
「絶対のものがありますね」
「そう、それだけにね」
「河豚もですね」
「万が一を考えて」 
 このことに他ならない。
「そしてね」
「そのうえで、ですね」
「もうね」
 それこそというのだ。
「河豚はね」
「絶対に食べては駄目とですね」
「定められているのよ」
「河豚を食べる国でも」
「それでもよ」
 毒があるからだというのだ。
「あちらの皇室の方々は今の私達の様に食べられないのよ」
「それはお気の毒としか」
「言えないわね」
「確かに十世紀の日本のプロ野球選手の」
 ここで金が出す名前はというと。
「長嶋茂雄という人は」
「あの万年最下位のチームの黄金時代の人ね」
「その黄金時代も大昔ですが」
「そうね、もうあのチームの黄金時代はね」
 そう言われていた頃はというと。
「最後がその千年以上昔よ」
「二十世紀のことですね」
「歴史の最初の頃は強かったけれど」
 球団創設して百年位までは日本一になることもあったのだ。
「それがね」
「今ではあの通りですね」
「千年連続最下位それも勝率一割台でなんて」
 それこそとだ、カバリエは笑って話した。
「連合の長い歴史、多くのスポーツチームがある中でもね」
「様々なジャンルで」
「もうね」
「記録ですね」
「史上最弱のプロチームよ」
 巨人忌まわしい邪悪の権化であるこのチームはというのだ、この時代の巨人はこうまで言われているのだ。
「まさにね」
「そうですね」
「その巨人の選手なのね」
「はい、その人はです」
 長嶋茂雄、彼はというと。
「随分と河豚がお好きで」
「それでなのね」
「よく召し上がられたそうですが」
「それでもなのよ」
「日本の皇室の方々は、ですね」
「河豚はご禁制なのよ」
 まさに絶対のというのだ。
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