第七十七話 おみちの本その二十五
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「新一君って長嶋さんみたいなところあるわね」
「長嶋茂雄さんですね」
「あそこまで凄くないけれど」
お話を聞くと物凄い人です、天理高校に鈴木康友さんをドラフト指名してそれで来られたことがあります、ただ鈴木さんが入団された時誰だったかなだったそうです。
「新一君もね」
「長嶋さんみたいなところあるんですね」
「だから何かと注意してね」
「あの人のお話は僕も聞いてます」
「凄い人でしょ」
「想像を絶する位にですよね」
「ええ、あの人に似てるところあるわ」
私が見たところです。
「突拍子ないから」
「そうですか」
「そこは気をつけてね」
新一君を見上げて言いました。
「これから」
「そうしていきます」
「私も何かあったら言うから」
そのつもりでした。
「だからね」
「はい、注意していきます」
「宜しくね」
「宜しくお願いします」
「そうしたことだったら何時でもいいから」
新一君にこうも言いました。
「詰所に来てもね」
「何かあったらですか」
「来てね」
「そうしていいんですね」
「何か訳もなく来るけれど」
詰所にです。
「そうした理由ならいいわよ」
「そうですか」
「おみちのことならね」
「じゃあ経典とかのことも」
「いいわよ」
勿論でした。
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