第十二幕その四
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「エメラルドの都の緑とな」
「同じでしょ、だから都でもね」
「よく飲むか」
「そうなのよ」
トロットはこのこともお話しました。
「緑の紅茶もあるし今私達が飲んでいるお抹茶もね」
「あって」
「そしてね」
「グリーンティーもあるか」
「だから都を歴訪したら」
そお時はというのです。
「楽しくね」
「飲めるか」
「そうなるわ」
こう言ってでした。
今は皆で日本のティータイムを楽しみました、そして二日後の朝にです。
飛行船は都に着きました、着いたのは宮殿の傍の広場でそこに降り立つとです。
もうオズマが皆と一緒に待っていました、そして。
そこで、です。皆を迎えてから言ってきました。
「いらっしゃい、そしてね」
「お帰りなさいか」
「ええ、そうよ」
ノーム王に笑顔で応えました。
「待っていたわ」
「そうか、では飛行船はな」
「返してくれるのね」
「お世話になった、有り難う」
「まことに楽しい旅であった」
ノーム王だけでなくドワーフ王も言ってきました。
「お陰でな」
「そう言ってくれて嬉しいわ」
オズマはドワーフ王にも笑顔で応えました。
「それではね」
「これからであるな」
「おもてなしをさせてもらうわ」
「それではな」
ノーム王も応えてでした。
そのうえで宮殿に案内してもらってそこで、でした。
オズマと皆のおもてなしを受けますがまずはでした。
魔法使いが魔法を披露しますがノーム王はシルクハットから九匹の子豚を出して実験でお花を生み出したのを見て言いました。
「まさにな」
「魔法であるな」
ドワーフ王も見て言いました。
「紛れもなく」
「魔法使いさんのそれはな」
「手品や実験を応用しているが」
「それがまたな」
実にというのです。
「見事にじゃ」
「魔法に合っておってな」
「素晴らしいものになっておる」
「全くじゃ」
「わし等も手品は知っておるが」
「実験もな」
「魔法と合わせるとな」
そうすると、というのです。魔法使いの様に。
「見事なものじゃ」
「魔法使いさん独特の魔法になる」
「実にな」
「魔法使いさんは発明もしているんだ」
ここでドロシーの足下にいるトトが言ってきました。
「実はね」
「ではその発明にもじゃな」
「魔法が使われておるな」
「そうなんだ、それでね」
そうなっていてというのです。
「凄いものになっているんだよ」
「それでオズの国の発展にも貢献しているのよ」
猫のエリカも言ってきました。
「魔法使いさんは」
「発明と言うとエジソンさんであるが」
ノーム王はこの人のお名前も出しました。
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