シャルロット先生奮闘記!
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教えてみろ』っだそうだ。自業自得だと思って諦めろ」
「そ、そんなぁ〜」
そんな事を言われて落ち込んでいると、自分の授業の時間へとなっていた。
シャルロットは必要な教材を持って教室へ向かったが、その足取りは重かった。
「ははははっ!閃輝君らしいですねぇ」
「笑い事じゃないですよぉ!何とか上手く出来ましたけど大変だったんですからね!!?」
シャルロットはなんとか授業を終わらせて、教師の仕事を終わらせてから
覇狼の甘味処へとやってきていた。人生の大先輩である覇狼に一日何があったかを
話ながら甘いお菓子を食べる。それが最近シャルロットの日課となっている。
シャルロットはお気に入りのイチゴ大福を食べながら、溜息を漏らす
「やっぱり先生って大変ですよね。楽しいといえば楽しんですけど」
「まあ気持ちは解りますよ。子供達に色んな事を教えて、テストを作ったり苦労も多いでしょう。ですが」
覇狼は御代わりのイチゴ大福をシャルロットに差し出しながら言った
「教師だから感じられる感覚、楽しさ、教師だから見る事が出来る世界が
あるのではないのですか?」
「・・・」
「私も弟子を持っていましたからね、人に物事を教えるという楽しさは解っていますよ」
「そう、ですねよ。確かに楽しいんですよね、私も頑張ってみますよ」
シャルロットは笑って、答えた。覇狼は笑って湯飲みにお茶の御代わりを注いだ
「そうですか、ではまずは漢字の勉強しなくてはね」
「うっ!って忘れてた!!明日漢字のテストあったんだった!!60点以下取ったら宿題が倍増されちゃう〜!!それじゃ御代は此処に置いていきますから!!大変だぁ〜!!」
シャルロットは財布から代金を出して、荷物を持って自分の家に全力疾走して行った
「頑張りなさいシャルロットちゃん」
そして後日、シャルロットが酷く落ち込んだ顔をしながら漢字練習帳に取り組んでいた姿を慧音が目撃した
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