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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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か? 俺も あの時、驚いたんです」

「なにゆうてんねん すみれが倒れ込んだ時、心配して 真っ先に駆け付けて、介抱してたくせにー なぁ 泉希?」

「そうそう それで そんな無茶せんでも すみれにはいいとこ いっぱいあるんやからー って 傍で聞いていても 女の子には グサッって来るようなこと言ってた」

「そうそう あんなキザな言葉 キムタクでも言わへんでー さんまぐらいかなー」

 その時、道弘は私に向かって、拳を振り上げる振りしていたけど 

「へぇー 知らない! この子 そんなこと 一言も・・・」とお母さんが驚いていた。

「そーなんですよ ウチも追い抜いて それまで1番早いって言われていた隣のクラスの子も追い抜かして みゅんの後を必死に追いかけてたんですヨ 2番! みんな びっくりしちゃってー もちろん みゅんが速いのはわかってたけどー」

「そう そんなに頑張ってるのー あのね この子 みゅうみゅんちゃんが入って来てかしら・・ すごく 変ってきたワ 何にでも 積極的になって みゅうみゅんちゃんのこととか、泉希ちゃんのことも 家でいつも話してくるのよ 友達だから頑張れるって」

 いつの間にか、すみれちゃんは私達がプレゼントしたシュシュをしてきていた。そして、道弘からという猫のぬいぐるみのキーホルダーと励からというウサギのぬいぐるみを置か母さんに見せていた。

「へぇー あんた等 まあまぁのもん 選んだヤン」と、私が言うと

「そらぁーな 選ぶの苦労した なっ 励」

「うん こんなの 初めてやからー」

「ふ〜ん あっ みゅうみゅんは誕生日 過ぎてしもた 先月」

「誰が お前に・・・ あっ そうや まだ どんぐり落ちてるかなー 大好物やろ?」

「道弘 表 出たら 蹴とばしたろかぁー」

「おぉー こわー おばさん みゅうみゅんは こんなに野蛮なんですよー」

「ふふっ 活発だから、負けん気も強いのね そーいえば ミッちゃんは 小さい頃 どんぐりを拾ってきてネ お庭で よく すみれと遊んでたのよ 瓶を置いて 投げてその中に入れるの 昔から仲良しでね 幼稚園なんかも手を繋いで通ってたワ 毎日、ウチに遊びに来てたのよ」

「へぇー ミッちゃん? 小さい頃から すみれちゃんと仲良しなんだーぁ」

「アホッ 近所なだけだよー」と、道弘は照れたように・・・励の持ってきたウサギのぬいぐるみで遊んでいた。
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