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『外伝:青』崩壊した世界に来たけど僕はここでもお栄ちゃんにいじめられる
外法には外法をぶつける話《後編》
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えない兄はやや引いている。

そして…、

「じゃ、最後にめっせえじでも送ってやろうか。」

倒れているゴッホにカメラを向け、北斎がそう言った。

「えへ…そう、ですね…。」

身体中を体液まみれにし、股からはこれでもかと出された精子が溢れだしている。
虚ろな目で、しかし笑顔で、
両手で健気にピースしながらゴッホはカメラに向かって言った。


「ゴッホはもう、お兄様のおちんちん無しじゃ生きられない身体になっちゃいましたぁ?粗チンでテクなしのキモい元マスターさん?そんなあなたに贈る言葉は…駄目(のーいと)?無理(ねいん)?絶対(にーま)?もうあなたのところになんか、戻りませんよぉ?うふふ、えへへ、えへへへへへへ…?」


そうして、映像は終わった。


「……。」
「……。」

身体が、動く。

「あ、あ…。」

ちゃんと声も出る。
それと、


「あれ?ここは…だ、代表?」

操られていたであろう男も、開放されたらしい。
だが…

「お、俺なんでこんなとこに…すいません!勝手にお部屋に入ってしまい」
「クソマンコ共ォ!!!コイツを殺せェェエエ!!!!!」
「エエーッ!?」

操られていた?
そんなの知るか。
この怒りはまず、てめぇにぶつけてやる。

「ま、待ってください代表!俺が何を」

次の瞬間、彼の首が飛ぶ


「ふーっ!ふーっ!ふぅぅぅう…!!!」

いいやまだだ
俺様の怒りはまだ収まらない。

「代表!!」

そんな時、自動扉が開いて続々と研究員の幹部やや実働部隊の各隊長が入ってきた。

「部屋が開かなくなり、何事かと思…」
「こんなことになったのも…てめぇら使えねぇグズがチンタラやってるせいだ!!!!!」
「あ、あぁいや…!」
「ぶっ殺す!!てめぇら全員ここで俺様がぶっ殺してやるよォ!!!!」


全員、何が何だか分からなかった。

暫く代表が部屋から出てこなくなり、気になって向かってみると不思議な力で開かなくなった扉。
あれこれやっても開かず、そうしたらいきなり開いて、まさかの殺してやると言い放たれる。

自分達は失敗もしてない。
なのに、なぜこんな目に…?

「がはっ!?」

1人が腹部を斬られ、臓物をぶちまける

「お待ちください代ひ…」

1人が射抜かれ、壁に磔にされる。

上半身を吹き飛ばされる者、猛毒で苦しみ抜いて死ぬ者、蜂の巣にされて死ぬ者。死んだことすら気付かず死ぬ者、

皆、代表の思いつく限りの方法で殺し尽くされた。

やり場がなくて困っていた怒りの矛先は、こうして幹部クラスの者達へと容赦なく向けられた。

「ははは!!ぶっははははははははァ!!てめぇら
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