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『外伝:青』崩壊した世界に来たけど僕はここでもお栄ちゃんにいじめられる
外法には外法をぶつける話《後編》
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!!あっ!あああああと…ゴッホ、痛いのは大好きですが…」
「ですが?」
「お兄様にされるのは…もっとすきです…?」
ゴッホがそういうと、弟は容赦なく腰を動かす。
お前のことなど知ったこっちゃない。とでも言いたげに。
ゴッホの腰をしっかりつかみ、絶対に逃げられないように固定して突き上げる。
「はっ、あ、ああっ?しゅきっ??いだいのしゅぎっ??おにーしゃまっ???もっと?もっとれすぅ?ゴッホをモノみたいにあつかってぇ?つかいすてのオナホみだいにぃ゙いいっ!?」
「…」(本当によく喋るナァ…。)
乱暴に突かれるも、ゴッホは懇願する。
痛いことなら自分もしてやった。
なのに、なんだその顔は、
1度も見せたことの無いその緩みきったヨガり顔。
だらしなく開かれた口からはヨダレを垂らし、お兄様、お兄様と甘ったれた声で呼ぶ。
イライラする。ムカついてくる。
別にゴッホが取られようがどうでもいい。
ただどうしてそいつが良くて、自分がダメなんだ。
なにか劣っているか?いや、自分は弟に何でも勝っている兄だ。
兄が弟より劣るわけが無い。
なのに、
「えへへへへっ???じ、じぬっ?おにーさまのおちんちんっ?ぎぼぢよずぎでじんじゃいばずっ???あんなキモいもとますたあのそチンよりぃ?おにーさまのおちんちんのほうがぜんっっっぜんいいれすぅ???」
「へぇ、そうなんだ。」
「ふとさもっ?もちろんおおきさもっ?テクニックだってだんぢがいでずよぉ…っ?」
もう嫌だ
見ていられない。
大して好きなサーバントでもないのに、弟に奪われたとなると頭の中が、心がぐちゃぐちゃに掻き回される。
「ぎっ…ぐぅぎぎぎぎ…!!ぃいいいいいいいい…っ!!!!!」
叫べない、動けない。
この溜まりに溜まりきったイライラは今どこにぶつければいい。
憤死してしまいそうだ。
許せない。
殺してやる。
今すぐ俺の目の前に現れろ。
命令だ。
弟は兄の言うことを聞くものだ。
来い、来い…!こっちに来い!!!!
来いって言ってるんだ!!!
セックスに興じてねぇで早く俺様の目の前に来い!!!
「ああああっあ、ああっ?おにーしゃまっ?ぺーすはやくなってましゅっ?さてはもうイキそうなんれすねっ?そうなんれすよねぇっ?」
「そうだよ。ゴッホちゃんの中に遠慮なく出すからね。」
「えへっ?えへへへへ…?おにーしゃまのせーし?いちばんおくにごえんりょなくぶちまけちゃってくらはいよぉ?もうあいつのしょうこ、ぜぇんぶおにーしゃまのざあめんでうわがきしちゃうんれすよぉ?なにもかも、ぜんぶ、みもこころも!ゴッホを、おにーしゃまのモノにっ?」
「…っ。」
突き上げるのをやめて、強く抱きしめる。
絶頂だ。
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