【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第1章】無印とA'sの補完、および、後日譚。
【第11節】背景設定1: 暦法や言語などについて。
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すが!(苦笑)】
そして、法律上の「性交許可年齢」は15歳です。つまり、14歳以下の少年少女には、法律上はまだ「性行為への同意能力」が無いものと規定されています。
そのため、成人の男女が「14歳以下の少年少女」と性交渉を持った場合には、そこに至った経緯やその時の状況には関係なく、合意の有無や双方の性別にも関係なく、問答無用で「強姦罪」が適用され、「薬物による人格の矯正」を始めとする「凄まじい処罰」を受けることになります。
本来ならば、14歳までは(正確に言うならば、15歳の3月までは)義務教育課程であり、学校に通っているべき年代なので、14歳以下の少年少女たちは、社会的にもそのような形で「保護」されているのです。
【なお、飲酒や選挙権などは17歳からで、自動車や二輪などの運転免許は原則として15歳からですが、管理局員の魔導師に限っては13歳から免許の取得が許可されています。】
また、魔法文化の無い世界では、「体格の大きさ」や「筋力の強さ」が生存競争の上でそのまま有利に働くことが多いのですが、一方、魔法文化のある世界では、それらの性質によるメリットは「相対的に」それほど大きくはありません。
そのため、あくまでも一般論ですが、魔法文化の発達した世界では(コストをかけて大きな体格を維持しても、生存競争としては、それほど有利になる訳ではないので)人々の平均身長は、魔法文化の無い世界に比べて、むしろ小柄になりやすくなっています。
ただし、長く戦乱の時代が続いたベルカ世界は、(何十世代もの間、魔力の無い一般人も戦争に駆り出され続けていたので)この一般論における「例外」となっています。
「生粋のミッド人」における成人女性の平均身長は、ベルカ式の単位でせいぜい10クーロ(162センチ)ほど、成人男性の平均身長も、せいぜい10クーロと3分の2(173センチ)ほどですが、今もなお「ベルカ系の人々」の平均身長は、男女ともそれより半クーロ(およそ8センチ)ほど高くなっています。
(どの世界でも、『寒い土地の人ほど、大柄な体格になりやすい』という傾向があるので、多少はそれが原因なのかも知れません。)
【なお、公式には「女性キャラの身長」が低め低めに設定されているようですが、この作品では、それらの公式データにはあまりこだわらない方向で行きたいと思います。
特に、シグナムの「167センチ」というのは、個人的には全く信じられない数字です。この作品では、彼女は「179センチ」(ベルカ式の単位で、11クーロ強。ほとんど「ベルカ人の成人男性」並み)ということにしておきますので、よろしく御了承ください。】
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