【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第1章】無印とA'sの補完、および、後日譚。
【第11節】背景設定1: 暦法や言語などについて。
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作品では、『管理局員に限り、この「義務教育課程」は必要に応じて免除される』という設定で行きます。
実際、スバルとティアナは、陸士訓練校に入った年齢を考えれば明らかに初等科学校しか卒業していませんし、エリオとキャロとルーテシアに至っては、そもそも「学校」というモノに通った形跡が全くありません。
(なのはやフェイトやはやても「管理世界での義務教育」は全く受けていません。)
一方、ヴィクトーリアやジークリンデやファビアに関しては、『初等科には(アインハルトと同様に)1年生の時に少しだけ通った経験がある』という設定で行きます。
また、魔力を持たない一般の人々については、『義務教育課程の修了直後に、15歳で早々と就職する男女もまだまだ数多いが、ミッドチルダでは、すでに半数ちかくの男女が高等科まで卒業してから(ゲンヤのように)17歳で就職するようになっている』という設定にしておきます。
【なお、ミッドの「大学」は、(残念ながら、翻訳すると「同じ名前」になってしまうのですが)単なる「就職予備校」に成り下がった日本の「大学」とは全く違って、本物の「学問研究機関」であり、基本的には「学者や研究者などの専門職に就きたい人だけが行くところ」なので、今なお『進学率は一割に満たず、卒業できる者はさらに少ない』といった状況です。
と言うか……そもそも、ミッドには『一般の企業が社員の採用に際して、その学歴を考慮する』という悪習それ自体が存在していないので、将来的に一般企業に就職するつもりの(普通の)少年少女たちは、最初から「学歴を目的として勉強をする必要性」など全く感じずに済むのです。
大半の少年少女にとって「義務教育課程での勉強」は、あくまでも「自分なりの適性」を見つけるための手段でしかありません。だから、それさえ見つかってしまえば、あとは『すぐに、それを活かした職に就く』か、『高等科に進学して、その方面のさらに専門的な知識や技能を身につけてから、その職に就く』かの二択になるのです。
(だからこそ、『管理局員という職に就いてしまえば、「義務教育課程での勉強」など、もう必要が無い』という考え方になるのです。)
その意味において、「ミッドにおける高等科学校」は、社会的には「日本における一般の大学や専門学校」と似たような位置づけの存在である、と考えた方が良いのかも知れません。】
ちなみに、ミッドでは「法定成人年齢」も17歳で、「男女とも17歳から結婚可能」ということになっていますが、言うまでも無く、本当に17歳で結婚してしまう人はごく少数派です。
また、16歳までの(未成年の)男女は、法律の上でも「少年・少女」と呼ばれます。
【いや! 決してStrikerSの「正式タイトル」に対して、今さらイチャモンをつけるつもりなど、全く無いので
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