【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第1章】無印とA'sの補完、および、後日譚。
【第11節】背景設定1: 暦法や言語などについて。
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いう設定には強烈な違和感を覚えます。
【そもそも、Vividのシリーズでは、『惑星ミッドチルダには衛星が二つある』という基本設定それ自体が、完全に忘却されていたような気もするのですが。(苦笑)
なお、この作品では、『ミッドでは昔から、この二つの衛星はそれぞれ「赤の月」、「白の月」と呼び分けられているが、実際には色調の違いはそれほど顕著なものではなく、一般の人々は色調よりもむしろ表面の模様によって、それらを「蟹の月」、「魚の月」と呼び分けている』という設定で行きます。】
そこで、この作品では、『ミッドで言う「一週間」は(天体の数には関係なく)六日間のことである』という設定にします。
また、年末の「余り日」は「曜日の無い祝日」で、基本的にはすべて休日となります。
つまり、『毎月、「1日と7日と13日と19日と25日」は必ず「一曜日」になり、「2日と8日と14日と20日と26日」は必ず「二曜日」になり、(中略)「6日と12日と18日と24日と30日」は必ず「六曜日」になる』という、実に解りやすいカレンダーです。
普通の学校や会社は、五曜日が半日で、六曜日が休日ですが、職種によっては、他の曜日が休日になったりもします。
以上、いささかメンドくさい設定ですが、よろしく御了承ください。
なお、全く個人的な見解ではありますが、もし「本物の異世界」を設定するのであれば、少なくとも、1.「暦法」 2.「単位系」 3.「言語と文字」 という三つの問題は避けて通ることができません。
しかし、当然のことながら、この作品はそこまで「ガチな異世界もの」ではないので、いずれも以下のようにユルく流すことにします。
暦法については、すでに述べたとおりなので、次に、単位系の話ですが……。
まず、「一年」や「一日」の長さは、すべての世界で共通していますが、「一か月」の長さに関しては、『今も「実際の朔望周期」(つまり、衛星の満ち欠けの周期)を単位として使っている世界は数多く、実は、世界によってまちまちである』という設定で行きます。
【結果として「一年の月数」も世界ごとにまちまちで、具体例を挙げると、『ベルカ世界では一か月がほんの18日あまりしかなく、その代わりに、一年は20か月もあった』という設定です。
さらに言えば、『ベルカでは、その一か月を「上・中・下」の三つに分けて考える習慣があり、そうした感覚が伝わった結果、ミッドでもいつしか六日を単位として「週」と呼ぶようになった』という裏設定です。】
また、この作品には「時・分・秒」や「メートル」や「キログラム」などといった単位が普通に出て来ますが、これらはすべて『最初から地球の単位に「翻訳」して表記されているのだ』と理解し
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