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魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第1章】無印とA'sの補完、および、後日譚。
【第11節】背景設定1: 暦法や言語などについて。
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 また、一年の起点に関しては、『ミッドチルダでは伝統的に、「冬至の明け」(冬至の三日後)を元日としている』という設定で行きます。
(春分や秋分の三日後を「彼岸(ひがん)の明け」と呼ぶのと同じ要領です。)

【なお……どういう訳か、今はもう手元に現物が無いので、確認が取れず、うろ覚えのままで申し訳ないのですが……確か、リリカルなのはA’sの「サウンドステージ」の「03」かどれかに『ミッドにも、クリスマスとお正月を一緒にしたような祭日がある』みたいな表現があったと思います。それで、私はこんな設定を思いつきました。
 結果として、『同じ日でも、「(こよみ)の上での日付(ひづけ)」は、ミッドの暦の方が地球のグレゴリオ暦よりも何日か(下記のとおり、6〜11日ほど)先に進んでいる』ということになります。】

 また、(つき)という単位に関しても、『ミッドでは二つの衛星(つき)の満ち欠けには関係なく、一か月は常に30日で、年末(冬至の前後)にまとめて五日間の(うるう年ならば、六日間の)「余り日」が置かれる。昔は、この「余り日」に「(もの)()み」や「冬至の儀式」などが行なわれていた』という設定で行きます。
 つまり、ミッドで言う「12月30日」は、平年ならば「冬至の入り」(冬至の三日前。地球のグレゴリオ暦で言う12月19日)ということになります。
(平年ならば、地球で言う「12月20日〜24日」が、ミッドで言う「余り日」です。)

 まとめて言うと、(平年であれば)おおよそ以下のとおりとなります。
『ミッドの1月1日が、地球の12月25日(冬至の明け)に、
 ミッドの2月12日が、地球の2月4日(立春)に、
 ミッドの3月27日が、地球の3月21日(春分)に、
 ミッドの5月13日が、地球の5月6日(立夏)に、
 ミッドの6月29日が、地球の6月21日(夏至)に、
 ミッドの8月17日が、地球の8月8日(立秋)に、
 ミッドの10月3日が、地球の9月23日(秋分)に、
 ミッドの11月19日が、地球の11月8日(立冬)に、
 ミッドの「余り日の三日目」が、地球の12月22日(冬至)に、各々対応する』

 また、Vividのコミックスには、「週末」とか「土日」とか「月曜日」とかいった用語がフツーに出て来るのですが……そもそも、地球で「一週間」という単位が七日間である理由は、「地表から肉眼で見ることのできる、特別な天体」の数が、地球では「たまたま」七個だったからです。
 つまりは、「太陽(日)、月、水星、金星、火星、木星、土星」のことなのですが、曜日の名前も本来は、それらの天体の名前(もしくは、それらの天体に関連づけられた神様の名前)から取ったものです。
 そう考えると、個人的には、『ミッドでも、一週間は七日間である』と
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