【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第1章】無印とA'sの補完、および、後日譚。
【第9節】キャラ設定1: ニドルス・ラッカード。(中編)
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いの?』などといった事実無根の中傷を受けながらも、ただひたすら禁欲的に職務に邁進していったのでした。
なお、新暦28年の夏には、兄ヴェナドゥス(22歳)が『ヤクザ組織同士の抗争で死亡した』との通知が届きましたが、すでに「法的に絶縁」をしているので、当然に相続権も破棄されており、結局は、ヴェナドゥスの「内縁の妻」と名乗る妊婦ゼレナ・ベルミード(24歳)が単独で、彼が遺した「相当な額の遺産」のすべてを相続しました。
(もちろん、それらの金はもうキレイに「洗浄」されており、当局も「法律の上では」その相続にケチをつけることなど一切できませんでした。)
その妊婦の側から『是非に』と面会を申し込まれたので、ニドルスも一度だけ彼女と会って話をしましたが、その後、その女性とも完全に縁が切れます。
これで、ニドルスは正真正銘「天涯孤独の身」となりましたが、今さら「これといった感慨」は特に湧きませんでした。彼にとっては、兄の話はもう六年前に終わった話だったからです。
【また、余談ながら、翌29年には、リアンナ・クローベル(ディオーナと同い年のイトコ)が、父方の伯母に当たるミゼット提督の紹介で、テオドール(42歳)の長子ベルンハルト(20歳)と結婚しました。
彼女は後に、ヴィクトーリアの父方祖母となります。
(なお、この時点では、テオドールもまだ一介の執務官であり、将来、ダールグリュン家の当主になる予定など全くありませんでした。)】
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