【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第1章】無印とA'sの補完、および、後日譚。
【第7節】新暦70年から74年までの出来事。
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それぞれ昇進した。
・同73年5月 ミッド地上の某違法研究施設から、ゼストとルーテシアの手によって、ユニゾンデバイス〈烈火の剣精〉が救出された。
→後に、彼女はルーテシア(8歳)によって「アギト」と命名された。
・同73年6月 今年もまた「プロフェーティン・シュリフテン」で昨年と同様の詩文が「より明瞭な形で」現れ、カリムたちは、一昨年に初めて見た、あの〈レリック〉も「管理局システムの崩壊」と大いに関連があるのだと覚った。
→カリムたちはいよいよ状況が切迫して来たことを覚り、秘密裡に管理局内部への働きかけを強めた。
→後日、クロノ提督たちとも協議した結果、『表向きは「レリック対策」と「独立性の高い少数精鋭部隊の運用実験」を目的として、臨時の特務部隊を設立する』という方向性で話を進めることになった。
(そして、同年の8月には、カリムは特例措置によって「管理局においては少将待遇」ということになった。)
・同73年7月 ファビア・オーヴィス(7歳)の家族(父と母と兄と弟)が全員そろって自宅の火災事故で死亡した。
→ファビアは当時、家庭内で(あからさまな暴力ではなかったものの)虐待を受けており、その夜も一人だけ『明日の朝まで帰って来るな』と家の外に叩き出されていたために無事だった。
(もう少し具体的に言うと、日付の変わる頃、火災事故の発生と同じ頃に、公園の遊具の中で独り膝を抱えてうずくまっていたところを、警邏中の陸士隊に保護された。)
→後日、彼女は「森の魔女」である母方祖母マルーダ・クロゼルグ(59歳)に引き取られ、その際に(母親が結婚に際して生来の苗字を捨て去り、「ヴァゼラ・オーヴィス」と名乗ったのと同じように)戸籍の上でも父方の苗字を完全に抹消して、名前を「ファビア・クロゼルグ」に改めた。
【その後、彼女は祖母の弟子となって、さまざまな古代魔術を学んだが、新暦79年の2月には、実は「記憶継承者」だった祖母の急死によって、13歳で何の準備も無く「魔女クロゼルグ」の記憶をいきなり継承することとなる。】
・新暦74年9月 〈外2オルセア〉で、マリアージュの「軍団長」が、トレディア・グラーゼを殺害した。
→当時、すでに管理局員となって〈管8フォルス〉の地上本部に勤務していた「ルネッサ・マグナス」(14歳)は、後にこれを知り、この「軍団長」を利用して義父トレディアの遺志を実行する計画を思いつき、後に「検死官」の資格を取得した。
(→物語としては、78年の「SSX」に続く。)
【同年の機動六課設立に向けた動きについては、「プロローグ 第2章」を御覧ください。】
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