暁 〜小説投稿サイト〜
魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第1章】無印とA'sの補完、および、後日譚。
【第6節】新暦66年から69年までの出来事。
[9/10]

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アナだけが妙に過去設定が薄い』ということです。
(もう少し正確に言うと、『ティアナだけが「救済対象」としては表現されていない』のです。)
 エリオとキャロは幼い頃、非常に理不尽な状況に置かれていましたが、フェイトに助けられました。スバルも、例の空港火災事件で、なのはに助けられています。
 しかし、ティアナにだけは、その種の過去が特にありません。
 そこで、突然ですが、この作品では、『StrikerSで、シグナムとヴァイス陸曹が「昔からの知り合い」として描写されていたのと同じように、ザフィーラとティーダも「ちょっとした知り合い」だった』という設定で行きたいと思います。】

 →また、ミッドチルダでは古来、ティーダやティアナのような「二丁(にちょう)拳銃」という戦闘スタイルは極めて(まれ)なものだった。
 確かに、もし十全に使いこなせるのであれば、それは非常に有効な戦闘スタイルなのだが、現実には、二つの銃器を同時に、かつ本当に効率的に使いこなすためには、「高速思考」のスキルと相当な熟練度が必要であり、実のところ、そのスタイルを「完璧に」こなせる者など、現実にはなかなかいなかった。
 そんな理由もあって、ティーダの戦い方は(特に、部隊長を始めとする「古い世代」の人々からは)必ずしも十分な信頼を得られていた訳では無かったのだ。

【なお、原作では、「執務官志望」のティーダが「一等空尉」という設定になっていますが、それだと、階級が「一般の執務官」よりも上になってしまいます。
(と言うか、一尉の上は、もう三佐ですよね? 三佐って、普通は「部隊長」の階級ですよね? ティーダさん、ちょっと偉すぎませんか? それとも、殉職したから「二階級特進」で、後から「一尉あつかい」になっただけなのでしょうか?)
 そこで、この作品では、『ティーダは生前、三等空尉だった』という設定で行きます。】

・同69年10月下旬 〈辺境領域〉の南部に蔓延(はびこ)る悪の宗教結社〈邪竜の巫女〉の掃討作戦において、ニドルス提督(59歳)が「卑劣な罠」にハマって(ふね)ごと撃沈され、使い魔のジェルディスや多くの乗組員らとともに殉職した。
 →産休を終えて復職したばかりのリゼル艦長(30歳)は『あまりにも危険だから、絶対にやめてくれ』と懇願する夫を振り切って、みずから増援部隊に志願し、他の艦長らとともに、ニドルスがやり残した仕事を引き継いだ。
 リゼルはこれが原因で、後に夫の実家(名門ヴェロムナン家)からは一方的に離縁され、実の娘に対する親権も法的に剥奪(はくだつ)されてしまったが、それでも悔いは無かった。
(管理世界の法律では、一般に『就学前の乳幼児の親権は、原則として母親に属する』ということになっているので、これは「相当に特殊な状況」であると言える。)

【それ
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