【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第1章】無印とA'sの補完、および、後日譚。
【第6節】新暦66年から69年までの出来事。
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と芸名をなるべく一致させる方向で考えられた結果として)それぞれ、ハーティー、シーナ、リタ、マーシャ、ザラ、となっていました。
(シーナ役はオルヴァが、ザラ役はジャーディカが演じましたが、この二人は、他の三人と比べると、「音楽以外の活動」に今ひとつ積極的では無かったようです。)
現地カロエスマールでは、新暦71年の6月にデビューしていた「レイジング・クインテット」それ自体の人気も相まって空前の大人気番組となりましたが、76年の1月から放映の予定だった「第4(最終)シーズン」は、諸般の事情によって管理局から放映を差し止められました。
しかも、76年の11月には、狂信的なアンチのアシッドアタックで、メンバーの精神的な要でもある最年長者のマーシャが完全に失明してしまいます。
それを機に、同年の末にバンドは解散し、五人はそれぞれに「カロエスマールの芸能業界」からは完全に姿を消してしまいました。オルヴァとジャーディカは「故郷の世界」に帰ったと言いますが、他の三人は本当に「消息不明」のままとなっています。】
・同69年7月 ティーダ・ランスター(21歳)が部下二名とともに、逃亡中の犯罪者を追跡していたところ、その違法な魔導師が唐突に「街中での戦闘」を始めてしまい、「部下の不手際」もあって、その魔導師の捕縛に失敗した。
さらに、ティーダは一般市民をかばって殉職してしまったのだが、部隊長は、これを『不名誉で無意味な犬死に』だったと罵倒し、ティアナの心をひどく傷つけた。
→ティアナは、幼い頃に事故で両親を失っていたため、兄ティーダの死によって、わずか10歳にして「天涯孤独」の身の上となった。
エルセア地方の「ポートフォール・メモリアルガーデン」で行なわれた葬儀の後も、小雨の降りしきる中、兄の墓前で独り長らく立ち尽くしていたが、「とある人物」に励まされて、一人で強く生きてゆく決意を固めた。
【この人物の正体は、実は、ザフィーラ(人間型)だったのですが、ティアナがそれを知るのは、新暦75年の末、〈JS事件〉などが一段落した後の冬のこととなります。】
・同69年8月 先月の件では不手際のあった「ティーダの部下の一人」が、実は「ティーダを罵倒した部隊長」の身内だったことが判明する。
(要するに、部隊長の罵倒は、ひとつには「自分の身内をかばい、周囲にその不手際を軽視させるための措置」でもあった、という訳だ。)
→後に、この二人には割とキツめの懲戒処分が下されたが、だからと言って、今さらティアナの心の傷が癒される訳ではなかった。
【そして、もうひとつ、(問題点と言うほどではないのですが)StrikerSで個人的に気になったのは、『六課のフォワードメンバーの中で、ティ
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