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魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第1章】無印とA'sの補完、および、後日譚。
【第6節】新暦66年から69年までの出来事。
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られた民衆は、捕らえた王族らを「その場の勢い」で皆殺しにしてしまった。
 →末の王女メレニオラ(17歳)はただ(ひと)り難を(のが)れて、命からがらミッドチルダへの亡命を果たし、翌6月には、その亡命に手を貸してくれた「炎の英雄」ラウ・ルガラート執務官(19歳)と結婚した。
【彼女は多産系で、後に4男4女の母となりました。その中でも、第五子(三女)のレミスヴォーラは、新暦97年に18歳で父親と同じ執務官となります。】

 →使い魔のムッディオーレは早々に補佐官を引退し、残りの生涯を「メレニオラ(および、ラウの実母マディブラム)の護衛」として過ごすことになった。
 以後しばらく、管理局内での話題はこの件に集中し、そのおかげで「とある管理外世界から来た美少女魔導師トリオ」の話題は、無事に鎮静化した。

・同66年6月  ヴァイゼンの首都圏では、トーマ・アヴェニールが生まれた。
【実は、トーマは、ハドロのセリフにもチラッと出て来た「アヴェニール四兄妹」のうちの「下の二人」タルースとファリアの「共通の曾孫(ひまご)」に当たる人物です。】

・同66年7月  はやて(10歳)は訓練校課程を修了した後、レアスキルと固有戦力のために、いきなり尉官待遇の「特別捜査官」となった。

・同66年9月 〈管14シガルディス〉の周回軌道上で、民間の次元航行船が唐突に爆発事故を起こして四散し、乗客も乗員も全員が間違いなく死亡した。
(いずれも、遺体は断片的にしか回収できなかったと言う。)
 →その船の乗客だった「シュベルトライテ・エレミア(ジークリンデの実母、27歳)」と「オルトリンデ・エレミア(シュベルトライテの実母、51歳)」の二人も、揃って死亡した。

 →ジークリンデ(3歳)は、死亡した母方祖母オルトリンデの「年の離れた弟夫婦」に預けられていたが、そのまま引き取られ、以後、その夫婦の第四子として育てられた。
【家族構成は、父母の他に、兄が二人、姉が一人、弟が一人となります。なお、その養母(実際には、義理の大叔母)は「ラグレイト家」の分家筋の出身者で、グスタフ(エドガーの父方祖父)のイトコメイに当たる人物でした。】

 →その後、シガルディスでは、かつてない規模の「事故調査査問会」が開かれたが、結局のところ、『爆弾テロの可能性が高い』ということ以外には何も解らなかった。
 だが、もし(かり)にテロ事件だったのだとしても、『犯行声明も無く、実行犯の特定もできず、テロの理由も目的も何も解らない』という状況である。
 これ以降、シガルディスの当局は再犯防止のため、手荷物検査などに力を注いだが、同様の事件は二度と起きなかった。


・新暦67年1月  なのはが「謎の光学迷彩ドローン」の奇襲を受けて倒れた。
(まだ「小学4年生の3学期
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