【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第1章】無印とA'sの補完、および、後日譚。
【第5節】闇の書事件にまつわる裏話。(後編)
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元を辿れば『三脳髄の意向』にまで行き着いてしまう代物」だったのですが……。
(この件に関しては、「第3節」のラストを御参照ください。)
もちろん、スクライア一族の人々は、そんな真相など、知る由もありませんでした。】
【なお、早くに両親を亡くしたユーノにとって、ハドロは「育ての親」にも等しい人物でしたが、一方、次の長老に選ばれたアグンゼイド(55歳)という人物は、別の支族に属する全く面識の無い人物でした。
同じ支族の新たな支族長も、『特に仲が良い』と言うほどの間柄ではない人物です。
この作品では、『その結果、ユーノは〈無限書庫〉での仕事が多忙を極めたせいもあって、この「新暦66年の春ごろ」から丸10年もの間、スクライア一族とは疎遠になっていた』という設定で行きます。】
ここで、再び「三脳髄」の描写をします。
【映像としては、A’s編の最終回のCパートで。】
「結局、〈闇の書〉の中のアレは手に入らなかったか……」
「いくら辺境の接触禁止世界とは言え、もう少し何とかならなかったのか?」
「現代の技術力では、やはり、アレの捕獲はまだ不可能だったのだろう」
「いきなり〈アルカンシェル〉で吹き飛ばすとは……返す返すも、惜しいことをした」
「なぁに、まだ『手』はいくらでもあるさ」
「そうだな。取りあえず、〈神域〉はアレの代用品ぐらいにはなるだろう」
薄暗い室内で、薄気味の悪い笑い声だけが、いつまでも響いていました。
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