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魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【はじめに】この作品をお読みいただく前に。
 【その3】次元世界の歴史設定について。(後編)
  (新暦元年以降の年表)
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つど)った。
 →スカリエッティは他の計画(戦闘機人計画など)が本格的に忙しくなって来たため、彼自身が基礎理論を構築した〈プロジェクトF〉の完成を、彼女たち三人の手に委ねた。
(また、「三脳髄」はこの時点ですでに〈プロジェクトF〉への関心を失っていたのか、その計画への資金の投入を打ち切っていた。)

 →以後、プレシア・テスタロッサ(47歳。ベルカ系ミッド人)と、ヴァルブロエス・レニプライナ(36歳。マグゼレナ人なので「ヴァルブロエス」の方が苗字。通称、レニィ)と、カウラ・ゼレミード(32歳。やはり、ベルカ系ミッド人)の三人が、協同で〈プロジェクトF〉の研究を続けることになった。

【プレシアにとっては、この時点ですでに「アリシアの永眠」から14年。〈時の庭園〉の購入から数えても、()や9年の歳月が流れ去っています。
 プレシアは、「アルハザードへの道」を探求する作業が完全に暗礁に乗り上げてしまった結果、「最善の策」(アリシア自身の復活)を一旦、脇に置いて、「次善の策」(アリシアの記憶を完璧に転写したクローンの作製)に乗り出した、という訳です。
 なお、この作品に「リニス」は登場しないのですが、背景としては、『アリシアが永眠した後、プレシアは「すぐに」彼女が飼っていた山猫を素体として「使い魔」のリニスを造り、「眠り続けるアリシア」の世話をさせていた。そして、自分が〈時の庭園〉を離れざるを得なくなった「この時点」で、リニスには留守居(るすい)(やく)を命じて、自分が戻るまでの間、「アリシアの肉体」を正しく維持管理するよう、また、それを邪魔する者や〈時の庭園〉への侵入を試みる者は確実に排除するよう、彼女に厳命を(くだ)していた』という設定で行きます。】

・新暦54年11月  クライド・ハラオウン(28歳)が、局にとっては「五回目の直接遭遇」となる〈闇の書事件〉で殉職した。

【クライドやリンディの年齢も原作の設定とは微妙に食い違っていますが、これもまた悪しからず御了承ください。なお、その件に関して、詳しくは「キャラ設定2」を御参照ください。】

・新暦55年1月  クロノ(4歳)は「義理の大叔父」であるニドルス艦長(45歳)の許に預けられ、以後、六年余に(わた)り、彼と彼の使い魔ジェルディスによって鍛え上げられた。
 →リンディ(28歳)は、その六年の間に艦長としての実績を積み、クロノが10歳になって管理局に入ったのと同じ時期に、34歳の若さで提督となった。

・同55年8月  嘱託魔導師(賞金稼ぎ)のエリーゼ・エスクラーナ(26歳で、一児の母)が、ミッド地上のゲランダン地方で、ついに「スカリエッティの研究所」の所在を突き止めたが、一か月前に始動したばかりの「トーレ」によって、その場であっさりと始末されてしまった。

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