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魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【はじめに】この作品をお読みいただく前に。
 【その2】次元世界の歴史設定について。(前編)
  (新暦元年までの年表)
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前283年  古代ベルカ歴1016年。戦乱期の開始から丸40年も()たないうちに、オリヴィエ(15歳)が「五人目の〈ゆりかご〉の聖王」に選ばれた。

・前282年  オリヴィエは「何故か」突如として〈ゆりかご〉とともに、ベルカを離れてミッドチルダへ飛び、その地下に〈ゆりかご〉を隠して、(ほうむ)り去った。
(ミッドでは旧暦258年。オリヴィエ自身は、この時点で〈ゆりかご〉を内部から破壊しており、「もう二度とは飛び立てないように」したつもりだった。)

【私がVividのコミックスを読んで最も強く疑問に感じたのは、『これでは、「Vividにおける〈ゆりかご〉の物語」と「StrikerSにおける〈ゆりかご〉の過去設定」とが上手くつながらないのではないか?』ということでした。つまり、Vividのコミックスを読んだ限りでは、『オリヴィエが、一体なぜ〈ゆりかご〉をベルカ世界から「引き離して」ミッドに持って来てしまったのか?』という点がよく解らないのです。
 この一件を始めとする、リリカルなのはシリーズの「数々の謎のすべて」に対して「納得できる回答」を示したいと思って、私はこの作品を書き始めました。
(オリヴィエの動機に関しては、また「第二部」で詳しくやります。)】

・前281年  ベルカ世界に、オリヴィエからの「大脱出を勧告するメッセージ」が伝えられた。
 →また、教会側の伝承によれば、この年に、オリヴィエの指示によって、まずはミッドチルダで「教会」の組織が成立した。
(ただし、彼女自身は、あくまでも「これから散り散りとなってしまうであろうベルカ人のための相互扶助組織」のようなモノを考えていただけで、自分が神のごとく祭り上げられてしまうことは全く想定していなかったらしい。)

・前280年  オリヴィエ、ミッド〈中央部〉の北部区画で死去。享年18歳。後に、その一帯はミッドチルダ政府からも〈ベルカ自治領〉として追認された。
 →なお、ミッドでは、この頃から惑星全体規模での急速な「温暖化と海面上昇」が始まった。

 →同じ頃、ベルカ世界では、シュトゥラ王国の国王が病床に就き、クラウスは18歳でやむなく王位を継承した。
 そして、オリヴィエの死亡が確認された後、クラウスは瀕死の父親からの懇願を断り切れなくなり、仕方なく「母方の従姉(いとこ)」である大公家の公女マルガレーテ(20歳)を妃に迎えた。

・前268年  覇王クラウス、死去。享年30歳。直後に、第三戦乱期は「正式に」終了した。
(同年、ダムノニア王国の「剣王アルトゥリウス」も「カムランの戦い」において42歳で死去したと伝えられるが、『その年に戦場で死んだのは影武者の方だった』という説も根強い。)
 →時に、古代ベルカ暦1031年。「最後の地上の聖王」アルテアの勅令に
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