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魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【はじめに】この作品をお読みいただく前に。
 【その2】次元世界の歴史設定について。(前編)
  (新暦元年までの年表)
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、同様に、〈古代ズムド王国〉は〈先史サウティ文明〉の「正統な」後継者でした。)】

・前1100年頃  この頃から、ベルカ世界では『先史時代の技術を再現しよう』とする試みが本格的に始まったが、そうした技術の多くは、後に軍事目的に転用されてしまう結果となった。
 →この時期に(正確に言えば、前1066年・古代ベルカ歴233年に)、ガレア王国では、末の王女イクスヴェリア(9歳)が不老不死の〈冥王〉と化した。
(なお、ベルカ聖王家がミッドチルダを始めとする十二世界を「聖王家直轄領」としたのも、この時期のことである。)

・前1000年頃  ベルカ世界で、第一戦乱期が始まる。

【以前は、この頃からオリヴィエの時代まで七百年余の長きに亘って一連の「古代ベルカ戦争」が延々と続いていたかのように考えられていましたが、その後、古代ベルカ史の研究が進んだ結果、今では、『実際に「世界規模の(大陸全体規模の)戦乱」があった時期(戦乱期)は、三つに分かれており、それら三つの「戦乱期」の間には二つの比較的平穏な時代(中間期)が存在していた』と考えられています。
(なお、「第一中間期」は、前940年頃からの、およそ240年間。「第二中間期」は、前560年頃からの、やはり240年ほどですが、当然ながら、それらの中間期にも「地域的な紛争」は常に存在していました。)

 そして、この「第一戦乱期」を終わらせたのも、やはり〈ゆりかご〉の力でした。
 無論、当時の聖王家にとっては、それもまた「やむを得ない判断」だったのでしょうが、その行為は結果として「悪い先例」となってしまいました。
 つまり、この一件によって、諸王はみな、『戦乱を終わらせるのは、いつだって〈ゆりかご〉の力だ。……ということは、逆に考えれば、〈ゆりかご〉が出て来るまで、我々は戦い続けていても構わないのだ』と考えるようになり、あまり「終戦に向けての努力」をしないようになってしまったのです。】

・前940年頃  第一中間期、始まる。
      (三人目の〈ゆりかご〉の聖王、死去。)
 →この第一中間期の初期(今から千年あまり前)に、さまざまな「戦闘用の魔法」が〈ベルカ式魔法〉として急速に体系化されてゆき、それとともに各種のデバイスも開発されていった。

【この作品では、『そうした「戦闘用の魔法の体系化」から脱落した「非戦闘用の古代魔術」をも可能な限りそのままの形で後世に伝えていったのが、いわゆる「正統派魔女(トゥルーウィッチ)」である』という設定で行きます。】

 →また、この時代には、ベルカの諸王は各々、自国の国力を増すために、近隣の諸世界と独自に同盟関係を結んで行った。「同盟国」と言えば聞こえは良いが、事実上の「植民地」である。

【なお、この時代の〈次元世界〉は『ベルカとジェ
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