暁 〜小説投稿サイト〜
魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【はじめに】この作品をお読みいただく前に。
 【その2】次元世界の歴史設定について。(前編)
  (新暦元年までの年表)
[5/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
虫類は(ワニ類・トカゲ類・ヘビ類・カメ類の共通祖先まで(さかのぼ)ると、その子孫の中には鳥類や哺乳類まで含まれてしまうので)単系統群では無い』ということになります。】

 →この〈次元世界大戦〉の後、多くの世界で文明は凋落(ちょうらく)し、人々は自分たちの世界のことだけで手一杯になってしまい、結果としては次元航行そのものが衰退していった。
 ベルカ世界でも、この一件によって「先史ベルカ時代」と呼ばれる〈栄光の時代〉は正式に終了した。以後、およそ200年に(わた)って〈空白の時代〉(大半の世界で歴史的な資料がろくに残されていない時代)が続いた。
 なお、その200年の間に、ベルカ世界では一気に寒冷化が進み、海面が下降して、「中央島」とその四方に隣接していた「四つの小型の大陸」がすべて地続きとなって、巨大な〈中央大陸〉が形成された。
【どうやら、ベルカ世界も地球と同じように「氷期と間氷期」を繰り返しているようなので、十万年単位の長い目で見れば、ここは『上昇していた海面が本来の高さに戻り、巨大な〈中央大陸〉が復活した』と表現するべきところなのかも知れません。】

 →後に、その大陸全土で何らかの戦いが起きたようだが、詳細は不明である。
(あるいは、伝説に語られる「巨人族との戦い」とは、この戦いのことか?)
【なお、ベルカでも、ミッドチルダと同様、人類は「ただ一つの大陸」にだけ居住して、他の大陸には全く居住していなかったようです。】

・前1298年  古代ベルカ歴、元年。
 →何らかの戦いによって〈空白の時代〉が終了し、後に「古代ベルカ時代」と総称されることになる「1080年間」が始まった。
(二人目の〈ゆりかご〉の聖王、死去。これから300年ほどは平和な時代が続いた。)
 次元世界では、この頃から再び次元航行が盛んに行われるようになり、これ以降、ベルカ世界は720年余に(わた)って「次元世界における中心世界」となった。

【中心世界とは言っても、現代でも「ミッド文化の影響力」が必ずしも〈辺境領域〉にまでは充分に及んでいないのと同じように、その当時も「ベルカ文化の影響力」は必ずしも南方の諸世界にまでは及んでいませんでした。
(次元世界は、全体としては「平たい円盤状の領域」であり、現在では便宜(べんぎ)的に、ミッドチルダを中心として、そこから見たベルカの方角を「北」と呼んでいます。)
 もう少し具体的に言うと、当時、〈ベルカ〉の勢力圏は、今で言う〈中央領域〉の南端部のあたりにまでは拡がっていましたが、それよりもさらに南方の諸世界は、ベルカとはまた別の「遺失世界」である〈ジェブロン〉や〈ズムド〉などの勢力圏だったのです。
(なお、〈古代ジェブロン帝国〉は、次元世界大戦で滅び去った〈先史ルヴェラ文明〉の「敵対的な」継承者であり
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ