【はじめに】この作品をお読みいただく前に。
【その2】次元世界の歴史設定について。(前編)
(新暦元年までの年表)
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虫類は(ワニ類・トカゲ類・ヘビ類・カメ類の共通祖先まで遡ると、その子孫の中には鳥類や哺乳類まで含まれてしまうので)単系統群では無い』ということになります。】
→この〈次元世界大戦〉の後、多くの世界で文明は凋落し、人々は自分たちの世界のことだけで手一杯になってしまい、結果としては次元航行そのものが衰退していった。
ベルカ世界でも、この一件によって「先史ベルカ時代」と呼ばれる〈栄光の時代〉は正式に終了した。以後、およそ200年に亘って〈空白の時代〉(大半の世界で歴史的な資料がろくに残されていない時代)が続いた。
なお、その200年の間に、ベルカ世界では一気に寒冷化が進み、海面が下降して、「中央島」とその四方に隣接していた「四つの小型の大陸」がすべて地続きとなって、巨大な〈中央大陸〉が形成された。
【どうやら、ベルカ世界も地球と同じように「氷期と間氷期」を繰り返しているようなので、十万年単位の長い目で見れば、ここは『上昇していた海面が本来の高さに戻り、巨大な〈中央大陸〉が復活した』と表現するべきところなのかも知れません。】
→後に、その大陸全土で何らかの戦いが起きたようだが、詳細は不明である。
(あるいは、伝説に語られる「巨人族との戦い」とは、この戦いのことか?)
【なお、ベルカでも、ミッドチルダと同様、人類は「ただ一つの大陸」にだけ居住して、他の大陸には全く居住していなかったようです。】
・前1298年 古代ベルカ歴、元年。
→何らかの戦いによって〈空白の時代〉が終了し、後に「古代ベルカ時代」と総称されることになる「1080年間」が始まった。
(二人目の〈ゆりかご〉の聖王、死去。これから300年ほどは平和な時代が続いた。)
次元世界では、この頃から再び次元航行が盛んに行われるようになり、これ以降、ベルカ世界は720年余に亘って「次元世界における中心世界」となった。
【中心世界とは言っても、現代でも「ミッド文化の影響力」が必ずしも〈辺境領域〉にまでは充分に及んでいないのと同じように、その当時も「ベルカ文化の影響力」は必ずしも南方の諸世界にまでは及んでいませんでした。
(次元世界は、全体としては「平たい円盤状の領域」であり、現在では便宜的に、ミッドチルダを中心として、そこから見たベルカの方角を「北」と呼んでいます。)
もう少し具体的に言うと、当時、〈ベルカ〉の勢力圏は、今で言う〈中央領域〉の南端部のあたりにまでは拡がっていましたが、それよりもさらに南方の諸世界は、ベルカとはまた別の「遺失世界」である〈ジェブロン〉や〈ズムド〉などの勢力圏だったのです。
(なお、〈古代ジェブロン帝国〉は、次元世界大戦で滅び去った〈先史ルヴェラ文明〉の「敵対的な」継承者であり
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