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魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【はじめに】この作品をお読みいただく前に。
 【その2】次元世界の歴史設定について。(前編)
  (新暦元年までの年表)
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のことなのである。
(また、この時期を(さかい)に、〈アルハザードの民〉は人類の前に直接にその姿を見せることは無くなったのだと言う。あるいは、彼等はこの頃から少しずつ「撤退」の準備を進めていたのかも知れない。)

 →また、〈アルハザードの民〉は、この頃にはすでに〈本局〉の中核部分や〈無限書庫〉などの建設をも完了していた。

【全く個人的な感想なのですが、『古代ベルカや現代ミッドの技術レベルで、〈無限書庫〉の建設が可能である』とは、どうしても思えなかったので、この作品では、こういう設定にさせていただきました。
 もちろん、実際には、これはもう少し前の時代の出来事だったのかも知れませんが、ともあれ、Vividのコミックス第9巻には、〈無限書庫〉について、『管理局の創設以前より存在していた』と明記されています。
 そして、〈無限書庫〉自体が物理的には〈本局〉の内部に存在しているはずなので、当然ながら「今では〈本局〉と呼ばれている巨大な構造物の中核部分」もまた、それと同じ時代に(つまり、管理局創設以前の時代に)造られたものであると推測されます。
 その点からも、本局そのものを「ミッドチルダ製」と考えることには「歴史的に」無理があり、また、ベルカ世界はミッドや本局からは相当に離れているはずなので、これを「古代ベルカ製」と考えることにも「地理的に」無理があると思います。】

・前2000年頃 アルハザードは「一万年の統治」を終えて、いよいよ本格的に〈次元世界〉全体からの「撤退」を始めた。
 →だが、『一体「なぜ」撤退したのか? そして、一体「どこへ」撤退したのか?』に関しては、今もって全く不明である。

・前1800年頃  アルハザードは〈次元世界〉全体に幾つもの〈遺産〉を残したまま、最終的に「撤退」を完了した。
 →その後、幾つもの有力な世界が「アルハザードなき(あと)の次元世界」に覇を唱えようとして勢力を拡大。〈次元世界〉全体に戦乱が広がっていった。

・前1500年頃  ベルカ聖王家が、禁断の兵器である〈ゆりかご〉の使用を決断した。
 →当時の〈ルヴェラ〉や〈サウティ〉や〈バログドゥ〉など、「次元世界の覇者」になろうとしていた幾つかの世界は、『ことごとく「最初の〈ゆりかご〉の聖王」によって討ち滅ぼされた』と伝えられる。
 これら一連の戦いは〈次元世界大戦〉とも呼ばれているが、実際には、基本的な技術力に極めて大きな格差があり、特に〈ゆりかご〉の「主砲」は全く文字どおりの意味で「無敵」だったため、いずれも完全に一方的な「殲滅戦」だった。
(この戦いの直後に、「最初の〈ゆりかご〉の聖王」は死去。今も大半の世界において、これ以前の時代は「先史」と、これ以降の時代は「古代」と呼び分けられている。)

【なお、この頃までは、真竜
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