【はじめに】この作品をお読みいただく前に。
【その2】次元世界の歴史設定について。(前編)
(新暦元年までの年表)
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止まっています。
こうした「前科」や「経済力の低さ」にもかかわらず、管理局がルヴェラを「最初の」新規加盟世界として認めたのは、当時はまだ「まともな人格と判断力」を維持していた「三脳髄」の指示によるものでした。
もちろん、『管理局はそうした事柄を問題視しない』という政治的なアピールのために、そうしたのです。】
→このアピールが功を奏したこともあって、その後、「管理世界」の数は順調に増えて行った。
しかし、〈次元世界〉の西方には、まだ〈カラバス連合〉などの「あからさまな敵対勢力」が存在していたため、その後は、おおむね東方にある諸世界の方が先に、30番台、40番台の管理世界に認定されてゆくこととなった。
【私は、『次元世界全体で見れば、無人世界の方が、管理世界よりもずっと数が多いはずなのに、〈第34無人世界マウクラン〉の近くにあるはずの〈スプールス〉が、何故「第61番」の管理世界なのか?』という点が、個人的によく解らなかったので、「スプールスの加盟が遅くなった理由」というものを自分なりに考えてみた結果、上記のような設定となりました。】
【なお、管理局への新規加盟に必要な条件は「基本的には」以下の六つだけとなっています。
1.魔法文化が広く一般に普及していること。(基礎条件)
2.「惑星統一政府」が正常に機能しており、深刻な内戦状態には無いこと。
3.身分制度が撤廃され、法治主義と「法の下の平等」が社会に根づいていること。
4.次元航行技術を自前で維持できるだけの文明があること。
5.他の世界への侵略行為などを決して行なわないと誓うこと。
6.「質量兵器の廃絶」と「ロストロギアの管理」という「管理局の根本理念」に賛同し、その実現に向けて最大限の努力を惜しまないこと。
また、「管理外世界」の中でも、1の「基礎条件」を満たしていない世界は、管理局が原則として「接触禁止世界」に指定しており、民間レベルでの接触は文字どおり禁止されています。
そして、現在では〈地球〉も含めて、「管理外世界」のほぼ三割に当たる62個の世界が、そうした「接触禁止世界」に指定されています。】
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