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魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【はじめに】この作品をお読みいただく前に。
 【その2】次元世界の歴史設定について。(前編)
  (新暦元年までの年表)
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異なりますが、この作品では「管理局の創設」と「新暦の開始」とを分けて考えることにします。】

 →管理局は「質量兵器の廃絶」と「ロストロギアの管理」を根本理念として(かか)げ、(ただ)ちに〈統合戦争〉を開始した。
 なお、「オルランド・マドリガル議長」を始めとする〈最高評議会〉の三人組は「管理局の創設者」として、この頃から大いに活躍した。
【三人とも、前100年頃の生まれで、当時はまだ二十代半ばの「本当に立派な天才たち」でした。しかし、彼等は後に、お互いの妹を妻に迎え合って、非常に閉鎖的な人間関係(家庭環境)を構築してゆくことになります。】

 →同じ頃、(次元断層事件の影響で?)ベルカ世界につながる次元航路の「封鎖」も多くが崩壊し、ベルカ世界への渡航が「技術的には」可能となったのだが、〈最高評議会〉の三人組は巧みな情報操作によってその事実を隠蔽(いんぺい)し、ベルカ世界への中継拠点となる幾つかの無人世界を制圧して、「事実上、誰もベルカ世界へは渡航できない状況」を懸命に維持し続けた。

・前72年  それまでは「伝説上の存在」かと思われていた「スクライア一族」が、初めて公式の場にその姿を現した。
 →彼等はみずから〈本局〉を訪れ、『古代ベルカで発行された』という「聖王(せいおう)勅許状(ちょっきょじょう)」を盾に、管理局に対して「数百年来の既得権」を今後とも保証するように要求し、〈最高評議会〉はその要求をそのまま受け入れた。
 これによって、『スクライア一族は今までどおりに、あらゆる世界を自由に往来し、無人世界においては、遺跡の発掘や調査を自由に行なっても良い』と、管理局が「一定の条件つきで」正式に認めた形となった。
(オルランド議長が『何故こんな無茶な要求を拒否しなかったのか』については、今もなお不明のままである。)

・前24年 〈最高評議会〉の三人組が現役を引退し、初代の〈三元老〉となった。
 →表向きの規定としては、〈三元老〉は『形式的には「時空管理局の最高責任者」だが、「平時には」何の実権も持たない、ただの名誉職である』ということになっている。
 つまり、「非常事態宣言」が出された時に限っては、『管理局〈上層部〉の権限を完全に停止し、それに代わって管理局全体を指揮する』という絶大な権限を持つ。
(オルランドたち三人組は、「念のために」法令にはこうした〈元老大権〉を設定しておいたのだが、実際には、一度もこれを使う機会は無かった。また、彼等の妻子や孫たちも一度として歴史の「表舞台」に立つことは無かった。)

 →これ以降、「総代(そうだい)」が管理局の「事実上の最高責任者」となり、「最高評議会」も「制度としては存続するが、実際にはずっと空席のまま」という扱いになった。
(なお、管理局における「元帥(名誉元帥)」
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