【はじめに】この作品をお読みいただく前に。
【その2】次元世界の歴史設定について。(前編)
(新暦元年までの年表)
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それでは、ここで、オリジナルの設定も含めて、古代ベルカとミッドチルダの歴史を大雑把にまとめておきましょう。
【皆様からは「設定厨」とか言われてしまいそうですが。(苦笑)】
当然ながら、「公式の設定」とは幾つか食い違いもあるのですが、この作品ではおおよそ以下のような設定で行きたいと思います。
まずは、暦法の問題ですが……。
「SSX」の終盤では、イクスヴェリア自身が『(そんな簡単なことが解るようになるまで)千年以上もかかってしまいました』と言っているので、彼女が生まれたのは、新暦78年を起点として、少なくとも1000年以上は前のことのはずです。
一方、無限書庫の資料によれば、冥王イクスヴェリアは『先史224年の生まれ』ということになっておりますので、この「先史」という暦法(以下、「古代ベルカ歴」と改称)の「元年」は、新暦78年から数えて、少なくとも1223年以上は前(新暦元年から数えれば、少なくとも1146年以上は前)のことだろうと考えられます。
そこで、この作品では、150年あまりの余裕を持たせて、『新暦の「前1298年」が古代ベルカ歴の「元年」である』という設定を採用します。
さらに、「リリカルなのはStrikerS サウンドステージ03」では、シスター・シャッハが〈ゆりかご〉について『300年以上も前のものです』と述べているので、「最後の〈ゆりかご〉の聖王」であるオリヴィエは、新暦75年から数えて、三百数十年前に亡くなった人物なのだろうと(まだ丸400年は経っていないのだろうと)考えられます。
事実、TVアニメ版のStrikerS第22話でも、シスター・シャッハは『ヴィヴィオの体を調べた結果、彼女の元になった人物は「300年(以上)前の人物」だと解った』という意味内容の発言をしています。
しかし、Vividのコミックス第6巻では、アインハルトがコロナの「身体自動操作」などに対して、明らかにオリヴィエを意識しながら、『(覇王流が)600年前から取り組み続けた課題だった』と述べており、年代が相互に矛盾しています。
そこで、一体どちらが正しいのかと考えてみると……。
同8巻では、ジークリンデに関して『最低でも500年分の戦闘経験が蓄積されている』と語られていますが……『エレミアの手記』を読む限りでは、オリヴィエやクラウスの生きていた時代には、すでにそれなりの経験が蓄積されていたようです。
(同11巻で、ジークリンデの祖先であるヴィルフリッドは、アインハルトの祖先であるクラウスに対して『エレミアの技、ご覧にいれましょう』と語っています。)
よって、この作品では、「リリカルなのはStrikerS サウンドステージ03」の方の設定を採用し、オリヴィエが〈ゆりかご〉に乗った
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