【はじめに】この作品をお読みいただく前に。
【その1】この作品の基本的な設定について。
(原作との関連性など)
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ん。
(なお、覇王流の成立年代の問題に関しては、また後で述べます。)
それよりも問題なのは、「コミックスの、まだアニメ化されていない部分」なのですが……その話は、ちょっと後回しにして、先に〈冥王〉イクスヴェリアの話を済ませておきましょう。
実のところ、この作品では「StrikerS サウンドステージX」のストーリーと設定を相当に重視しております。
(以下、これを「SSX」と略記します。)
この「SSX」に登場するのは、ほとんど「StrikerSで新たに登場したキャラクターたち」ばかりで、唯一の例外がマリエル技官です。
(つまり、この「SSX」には、なのはもフェイトも、はやても守護騎士たちも、ユーノやアルフやクロノやリンディたちも、全く登場しません。)
そのストーリーは、『新暦78年に起きた連続殺人事件を、執務官になったティアナが六課時代の仲間たちの協力を得て解決する。その過程で「海底遺跡」の中で永い眠りに就いていた古代ベルカの〈冥王〉イクスヴェリアが目を覚ますが、その後、彼女は再び永い眠りに就いてしまう』というものです。
そして、いきなりネタバレになって申し訳ありませんが、ティアナが自分で「臨時の補佐官」に選んだ「ルネッサ・マグナス」という名前の女性局員が、実は、この連続猟奇殺人事件(マリアージュ事件)の真犯人でした。
この作品では、『この事件を解決した後、ティアナは「補佐官に対する管理責任」を理由に局から若干の処分を受けて、それから翌79年の春まで、一時的に重要な案件からは外されていた。そして、その間はずっと書類仕事が中心になっていたため、Vividの序盤の「カルナージ編」では(フェイトともども)いささか体が鈍っていたのだ』という「解釈」で行きます。
【また、この作品では、『この一件のせいで、管理局内でも執務官の「補佐官制度」が改正されることになった』という設定なのですが、その件に関しては、また「プロローグ 第3章」の中の「背景設定3」でまとめて御説明します。】
なお、この「SSX」の終盤には、マリエル技官の『自然な形での目覚めは、もう今日が最後だと思う』とか、イクスヴェリア自身の『私が次に目を覚ますのは、十年後か、百年後か、もしかしたら、また千年先のことかも知れないけれど……』とか、キャロ(ナレーター役)の『そうして、イクスは、いつ目覚めるか分からない眠りに就きました』などといったセリフがあります。
そこで、私は馬鹿正直に『ということは、冥王イクスヴェリアはもう最低でも十年ぐらいは目を覚まさないんだろうなあ』と思い込んでしまい、その思い込みを「前提」として、この作品を作りました。
実のところ、ひとつには、この作品は『イクスヴェリアが軽く十年以上は眠り続けるものと
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