スーパーロボット大戦OGs
0060話
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、念動力者を吸収した時特有の感覚が身体を襲う。
いつもならこの感覚が収まるまで待っているのだが、戦闘中にそんな事をしている余裕はない。
身体に念動力が吸収されていくのが分かる。やはりあの機体に乗っていたのはブリットだったらしい。だが、その感覚を堪えている為か視界が揺らいでいてまともに敵の姿を見る事が出来ない。
身体に入ってくる力を感じながらも、T-LINKシステムを使い敵の位置を大雑把にだが把握する。少し離れた所に1機。これはベーオウルフだろう。そしてこちらへと向かってくるのが2機。こいつらだ!
「ファントムっっっっっ」
身体の中を荒れ狂っている激情のままに叫ぶと、ファントムはこちらの意志に従い敵へとその牙を露わにする。予備として取っておいたファントムも含め、28機のファントム全てがたった2機の敵機を喰らい尽くすべく襲い掛かる。
「……ふぅ」
ようやく視界が戻った俺に見えたのはズタボロになった2機の量産型ゲシュペンストMk-Uの姿だった。
それを確認してから、残る1機へと機体を向ける。俺に対応するかのように、こちらへと歩を進めるゲシュペンストMk-V。
「さて、ここからが本番だなベーオウルフ」
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